突然、目の奥の方が痛いとお悩みでは無いですか?実は頭痛の一種なんです。
私もこのタイプの頭痛に悩まされています。中途半端な痛みが断続的に続くため、イライラしますよね。そこで、この頭痛の原因と対処方法をまとめました。
どれも効果があったものばかりなので、直ぐに実践できることからお試し下さい。ちなみに、頭痛薬はほとんど効き目がありませんでした。
1.目の奥の頭痛の原因
目の奥の頭痛は鋭い痛みの「群発頭痛」と弱い痛みが継続する「偏頭痛」に分けられます。今回は偏頭痛に関してのお話になります。
まずは何が原因かを特定しましょう。
1-2.自律神経の不調
偏頭痛の正体は頭部の血管や神経の異常です。血管が膨張し、神経を圧迫して傷みを引き起こします。
その原因の1つが自律神経です。
交感神経の働きが活発になり、身体が興奮した状態が続いた場合に血管が膨張します。そのため、目の奥に傷みを引き起こします。この場合、こめかみや頭部のツボを刺激すると普段とは違う大きな痛みを伴います。
TIPS:
残業の多い週や仕事量の多い日に発生した場合、自律神経の不調を疑いましょう。
1-3.睡眠不足
睡眠不足が続くと筋肉が緊張します。身体が休まる時間が無いためです。その結果、血流が悪くなり、頭痛の原因となります。
自律神経のバランスも崩れるため、イライラしたり動悸を伴うこともあります。
1-4.脱水症状
身体の水分量が減ると血液がドロドロになります。血液が頭に届かなくなるため、頭痛が起こります。
目まいや吐き気も伴います。夏場の作業中、頭痛だけでなく他の症状も現れた場合は脱水症状を疑いましょう。
2.目の奥が痛い頭痛の対処法
では、実際に私が実践して効果のあった対処法をお教えします。
2-1.こめかみを冷やす
こめかみ付近の血管が膨れていることが頭痛の原因なので、その血管を冷やすことが大切です。氷のうを作り、こめかみに当てましょう。
右目奥が痛い場合は右のこめかみに。左目奥なら左のこめかみに当てましょう。人により微妙に位置が違うので、冷やすことで心地良い場所を見つけることが大切です。冷やしながら横になるとさらに効果が期待できます。
2-2.頭部とこめかみのツボを押す
頭のてっぺんに「百会」と言うツボがあります。
身体中の血液が通過する場所なので、ここを押すことで滞っていた血液を流す効果が期待できます。
また、頭もむくみます。普段は押しても痛くない場所でも血液が滞っていると激痛を伴う場合があります。触って痛みを感じる場所を痛くない程度に刺激してあげましょう。頭の血流が良くなり、目の奥を圧迫していた血管も収縮する効果が期待できます。
こめかみはストレスによる筋肉の緊張により頭痛を起こす場所です。こちらも押してやり、筋肉の緊張をほぐしてあげましょう。血液が流れるようになり、頭痛が和らぎます。
2-3.目を瞑って横になる
たくさんの情報・刺激を受けることで神経がたかぶります。その結果、自律神経のバランスが崩れ頭痛がひどくなります。
もっとも情報をたくさん集める器官である「目」をつむることで、自律神経のバランスを整える効果があります。副交感神経の働きが活発化すれば身体の緊張がほぐれ、血液の流れがスムーズになります。
柔らかいものの上で眠ることができると、より効果が期待できます。
2-4.冷水を浴びる
水シャワーを浴びることで血管が収縮します。
頭痛がひどかった際に風呂場で頭を冷やしたところ、かなりの効果がありました。完璧に治すことは不可能ですが、一時的な対処としては有効です。
水シャワー → ツボ押し → こめかみ冷やし
の順序で行いましょう。
2-5.深呼吸をしてゆっくり行動する
仕事中など、水や氷を使った対処ができない場合に有効です。偏頭痛を起こしている最中に急いで作業をすると、余計に頭痛がひどくなります。
ゆっくり深呼吸し、10分程座りましょう。作業中も走ってはいけません。呼吸を整えながら作業をすることで、痛みを悪化させない効果があります。
3.まとめ
目の奥の痛みって不快ですよね。中途半端な痛みなので、仕事を続けられてしまうからです。しかし、対処せずに放置しておくと、動くこともできないほどの痛みになる場合があります。
早期対処することで痛みを抑えることも可能です。まずは頭を冷やして休むことを考えましょう。