少しの手間が大切!
2005年頃からメルトンコートが大人気になりました。
今では持っていない人が居ないのではないでしょうか。
スタジャンやミリタリーウェアまでメルトン生地製品が出ていますからね。
安価で温かいのが魅力ですが、手入れにはちょっとしたコツが必要です。
大切に使って長く愛用できるようにしましょう。
使用後の流れ
CASPER JOHN
メルトンPコート カラー キャメル
7,000円前後(50%OFF)
2年前に購入したこちら。
柔らかい手触りが特徴のPコートです。
劣化も無くふわふわ感も残っています。
外出後には以下の順序で手入れを行います。
ハンガーに吊るす
使用するハンガーについてはバックナンバーにまとめてあります。
服が好きなのなら、今すぐ針金ハンガーから卒業しよう
取り合えず「木製ハンガー」を用意すると覚えておきましょう。
いきなりクローゼットに入れるのではなく、
ハンガーに掛け乾燥させましょう。出来れば半日ほど置いておきたい所です。
衣類は汗や湿気を含みます。
特にコートは水分に弱いため、乾燥させる必要があるからです。
ブラッシング
外出すると目には見えないホコリ・花粉がくっ付いています。
下手をすると虫の卵も混じっています。
上から下までしっかりとブラッシングをしましょう。
ブラシは固いものはいけません。
動物の毛を使用した良いものを使います。
無印良品でしたら1,500円ほどで入手可能です。
毛の流れに沿って、上から順に払っていきます。
力を使わずに円を描くようにかけるようにしましょう。
首周りのチェック
襟元・首周りは一番汚れる部分です。
インナーがシャツで無い場合は直に肌に触れてしまいます。
そのため、身体の脂分で黄色く変色するんですよね。
もし汗汚れがあるようなら、コットンを使い汗・水分を吸収してあげましょう。
アルカリイオンなどの水を使った洗剤であれば油分も落とすことが可能です。
ごしごしするのではなく、上から叩くように汚れを取っていきます。
NGな行動
基本的には上記3つのことをします。
衣替えの前にクリーニングに出し、収納時は虫除け+乾燥剤を使えばOK!
これで寿命が3年は延びます。
(3,000円の格安Pコートでも5年間使い切ることが出来ました。)
しかし、こういった努力を台無しにする行動があります。
それが次の2つ。
・雨の日の外出
・適当な自宅での洗濯
良いメルトン生地は雨を弾きます。
と言っても水分に弱いので大きな効果はありません。
雨の日は濡れても良い別のコートを着ていきましょう。
自宅での手洗いは毛羽立ち+縮みの不安があります。
丁寧に洗ったからと言ってクリーニングにはかないません。
大切なコートの洗濯は専門業者に任せるようにしましょう。