通常アパレルは20~30%の原価率ですが、UNITED TOKYOの製品は原価率50%で話題になっています。
特にレザージャケットの人気が高く、3万円の製品でも10万円近くの価値があると言われています。
「本当かね?どうせ誇大広告じゃないの?」
と半信半疑でしたが、レザージャケットが欲しかったので購入してみることにしました。予約購入していたラムレザーのシングルジャケットが到着しましたのでレビューさせて頂きます。皆さまのご参考になれば幸いです。
1.UNITED TOKYOのレザージャケットレビュー
今回購入したのは、
ラムレザーシングルライダース
カラー:ブラック、サイズ:1
価格:税込 29,808円
です。ZOZOTOWNで予約購入しました。
ZOZOTOWNの大きな箱に入って到着しました。郵送時のしわ、傷に対する不安が無くなりました。
ビニール袋に入れられ、ハンガーに掛かった状態で到着しました。型崩れは無く、水分による傷みもありませんでした。
革独特の獣臭さが全くありませんでした。箱の中はもちろん、レザージャケットに鼻を近づけてもほぼ無臭です。
合わせて読みたい
原価率50%以上の理由
UNITED TOKYOのレザージャケットは
- 柔らかなラムレザー
- 千葉で作られている
- 1枚革で作っている
- ドラムで染色し、ドラム内でオイルを染みこませている(顔料吹付けを一切行っていない)
- ファスナーがオリジナル品
- 裏地が湿気等に強い高級素材のキュプラ
という点で手間隙が掛かっています。そのため原価率が上がっていると考えられます。
【ラムレザー】全く手に引っかからない滑らかさ
革製品にありがちな傷は全くありませんでした。触り心地は上質のニットに触れているような感覚です。
シャツのような柔らかさのため、何度も着たレザージャケットと同じような感覚で着用できました。
オリジナルファスナー
ファスナーはサイズが大きく、頑丈な金属製です。樹脂製のファスナーのような弱さは感じられませんでした。ダブルファスナーにありがちな着用の難しさも無く、簡単に脱ぎ着することができました。
キュプラの裏地
キュプラはスーツの裏地にも使われる素材です。
特徴は吸湿性・放湿性、滑らかさ、静電気が起きないの3点です。
UNITED TOKYOのレザージャケットの裏地もキュプラが使用されています。スーツを着用した際の着心地を感じられました。アクリルニットの上から着てみましたが、静電気は起きませんでした。
革は水に弱いので放湿性の高さにより手入れも楽になるではないかと考えられます。
サイズ感は?注意点は?
この写真のようにシャツのように袖も曲がります。柔らかいため、多少サイズが小さくても着こなすことは可能です。
しかし、袖回りはかなり細いです。私も腕のファスナーを開けていないとニットの上から着用ができませんでした。(ピチピチに見えます。)
168cm 52kg 筋肉が多少ある私が着た結果、
- サイズ「1」を選ぶならシャツの上からが限界。中にニットやカーディガンを着たいのならサイズ「2」をお勧め。
- 丈はピッタリ。肩幅もピッタリ。
- 想像していたより温かい。
この3点を実感しました。何度か着るうちに馴染んできましたので、肩幅と腕に問題が無ければピッタリサイズで購入して良いと思います。
2.買いなのか、買いじゃないのか
今回、初めてUNITED TOKYOの製品を購入しました。原価率50%以上かどうかは専門家でありませんので判断できませんが、「買い」の製品であると自信を持ってお勧めできます。
私が以前購入したヤギ革のレザージャケットがあります。販売価格は2万円でしたが、8,640円で購入できました。
風合いがあり、これはこれで気に入っています。しかし、全体的に傷が目立ち、触るとザラザラしています。キツかったのは臭いです。革独特の臭いが1ヶ月は落ちませんでした。部屋中に臭いが立ち込めました。
UNITED TOKYOのレザーは重大な欠点がありませんでした。
素材の良さだけでなく、縫製の丁寧さ、着心地、機能性など服を着る側に立った製品作りができていました。
2017/3/17 追記
バンドカラーシャツと合わせる事で上品なコーデを楽しめます。
合わせたバンドカラーシャツはこちらです。
まとめ
今年最後の大きな買い物としては大成功でした。
あまりに柔らかいため、どの程度傷付いてくるのかが心配な点ですね。これはそのうちご報告させて頂きます。
そういえば名古屋のパルコ2階にも入店しているんですよ。東海で気になっている人が居ましたら、お店で製品をご覧頂くのが良いと思います。