買う場所も時代錯誤も問題
「お前、その服どこで買ってるの?」
「母ちゃんが勝手に買ってくるんだよ。」
さぁ、この会話が大丈夫な年齢っていくつまでだと思いますか?
私は中学生までだと思います。
高校・大学ともなれば思春期の真っ最中!恋人も欲しいですし、友人らからも一目置かれたいと望んでいるはずです。
そこで大切なのが「ファッション」。
ファッションに目覚めた人とそうじゃない人は大きな差が出てしまいます。
この「差」の一つが自分で服を買うかどうか。
今思えば、母親が買ってくる服ってひどいものが多かったんですよ。
どうしてひどいのか具体的に考えてみました。
photo By: yoppy
「生活」にスタイルを置いてしまう
By: Yuichiro MASUI
格好良いファッション、スタイルの良く見えるジーンズというのは必ずしも使い勝手の良いものではありません。夏は暑く冬は寒かったり、動きにくかったりします。特に母親は機能の悪い服を嫌う傾向があります。その理由が「生活」です。
スウェットやジャージのような部屋着・運動着って動きやすいですよね。家事もしやすいですし、外気からも身を守ってくれます。母親が服に求めるのは生活的に便利かどうかなんです。
Tシャツ、大きなシャツ、変な柄物
母親が買ってきた服にありがちなこと。
- 色鮮やかなTシャツ
- サイズの全く合わないシャツ(それもチェック)
- 誰が着るの?!という感じの総柄シャツ
- 履ければ何でも良いジーンズ
- 「伸びる」素材のアイテム
どうでしょうか。取り合えずサイズが大きけりゃ楽ですよね。伸びたら動きやすいですし。
ただし、ファッションセンスは限りなく下のランクです。
服の趣味が違う理由
By: mxmstryo
「楽な服」でも格好良いものとそうじゃないものってありますよね。最近はスウェット素材のデニムジャケットなんてアイテムも出てきますし。
上記の「母親が買ってきた服にありがちなこと」でお気づきかもしれませんが、まず母親が手に取らないアイテムってあるんですよ。それがジャケット。
こうなってくると単純に服の趣味が違うのかなーと感じるわけです。
年齢も性別も全然違う
良く考えれば違いだらけですよね。
- 年齢(20~30歳違う)
- 性別
- 仕事(自宅以外の環境)
- 趣味
家族なので影響を与え合うとは言え、年齢・性別・自宅以外の時間の使い方は変えられません。
特に年齢は致命的です。
違う年代のファッションを知ろうと思ったら、雑誌を読むかその年代の人と触れ合うしかありません。
特に専業主婦のセンスが悪いのは他人と触れ合う機会が少ないからです。
「専門店」で買わない
結婚すれば恋愛に関して安心しちゃいます。「青春」と「思春期」の卒業とでも言いましょうか。
服も他人に見られるものから「安い」という判断基準になってしまいます。
しまむら・アピタイオンの服コーナー(専門店街じゃない方)などしか行かなくなります。
もちろん子供の服も同じような場所で買ってきます。
ファストファッション=オシャレ
センスが悪くなってくると服に対する価値観が変わってしまいます。
一番怖いのがコレ。ファストファッションがオシャレに見えてくることです。
「H&M」「Forever21」という名前がインポートブランドのような印象になります。
ファストファッションはやっぱり安さが売り。ひどい商品もあれば、サイズがチグハグなものもあります。
ブランドを盲目的に信じた瞬間に「オシャレさん」の名前は無くなります。
自分のセンスのために
何だか母を悪者扱いしてしまって胸が痛みます。
親のファッションセンスも問題ですが、一番の問題は親に服を買ってもらっているあなたです!
習い事・車なんかもそうですが、自分でお金を払わないと大事にしませんよね。
服も同じです。オシャレになりたいのなら自分で行動しないと上達しません。
上から下まで自分でそろえよう
どれかワンパーツでも買ってもらったものがあったらダメ!
シャツ・アウターはもちろん、靴・靴下・時計まで自分でそろえて下さい。
「アレ、このブランドとこのブランドは合わないな」とか、
「ジーンズにデニムシャツの試着をすると恥ずかしいな」とか、
面白い発見があると思います。
小さな発見の積み重ねで色の相性や素材の相性が分かってきます。
被服費を捻出しよう
1ヶ月にどの程度服を買いますか?3,000円?5,000円?
思い切って数万円使って下さい。これまであなたは安いものしか着ていなかったはずです。
良い服がどのようなものか体験しないと分かりません。
若い頃に服の良し悪しが分かるようになると、
「何処に何を着ていけば良いのか。」が何となく分かるようになります。
仕事上で役立つのはもちろんのこと、デートやパーティでも困らなくなります。
まとめ
- 親のセンスは悪いというより時代遅れ
- 「生活感」を消すファッションを考えよう
- 「親に買ってもらう」ことを止めよう
- お金を使って失敗を繰り返そう
初心者向けの本もあります。私も数冊買って勉強しましたが、判断基準が分かるのでおすすめです。