色の濃淡に注意!
昔から男性がピンクの色を着こなすのは格好良いと言われています。1950年頃は男女意識がはっきりしており、男性が赤色を着るのも煙たがられていました。2000年前後からピンク色ブームが始まり、今や人気色の1つになっています。
ピンクと言えば春。今春の新製品でもたくさん登場しています。
初心者には難しいと思われていますが、意外と簡単な色の1つなんですよ。今回はピンクファッションのポイントをまとめてみました。
男がピンクファッションを取り入れる際の5つのポイント
ピンクファッションを取り入れる基本は、
- 女性ファッションにならないようバランスを取る
です。
例えば女性にも人気のロングカーディガンをピンク色にしてしまうと女性っぽさが強くなりますよね。逆にデニムジャケットを薄いピンクにするのならバランスが取れるでしょう。
以下の男性がピンクファッションを取り入れる際のポイントも女性ファッションにならないためのバランス取りになります。
濃いピンク色を避ける
ちょっとヨレッとしていて申し訳ありません。これ、エドウィンのナローと言うジーンズです。ビンテージ加工が入っており、全体的に薄いピンクになっています。
薄いピンクは白やベージュのような使い方ができます。逆に濃いピンク色は「ショッキングピンク」のように女性らしいイメージになってしまいます。
参考:カラーチャート
おすすめは上記カラーチャートの一番薄い色です。ピンクが強調されればされるほど男性が取り入れるには難しくなります。
白色アイテムと置き換える
薄いピンク色はベージュや白と同じように爽やかなイメージになります。なので、白色アイテムと同じ使い方をしましょう。
例えば、白シャツに白パンツを合わせないですよね。白シャツには黒のスキニーやブルージーンズを合わせます。
同じようにピンクのシャツには黒スキニーやインディゴのジーンズを合わせましょう。男っぽさとのバランスを取るために革靴を合わせるのもベストです。
デザインはシンプルなものにする
こちらはナノユニバースのジャケット。ベージュに近いピンクが素敵です。
見たとおり、形は普通のデニムジャケットです。細かなワンポイントもありませんし、せいぜい細身に作られている程度。ピンクは色そのものが特徴になりますから、それ以外の要素を混ぜるとカジュアルになり過ぎます。Tシャツも英字やアクセントが入っているものより、無地のものを選ぶと良いです。
男らしいビジネス感のあるアイテムと合わせる
ピンクはどちらかと言えばカジュアルな印象の色です。ビジネスアイテムでもピンクのシャツやカーディガンがありますが、他のアイテムがドレッシーなのでバランスが取れています。
普段着に取り入れる場合もビジネスっぽいアイテムと合わせることで男らしさとのバランスが取れます。
具体的には、
- 黒の革靴
- ジャケット
- ステンレスベルトの腕時計
- スラックス
がお勧めです。途中でも書きましたが、革靴と合わせるとピンクがより上品に感じられます。逆に白のスニーカーと合わせると柔らかい印象になり過ぎるので注意しましょう。
春・夏の季節に限定する
参考:春色のカラーチャート
ピンクは簡単に使える色なのですが、慣れていない人は恥ずかしさが勝ってしまいます。他人が見てチグハグに見えるのは堂々と着ていないからなんですよね。そこで、着る季節を決めてしまいましょう。
まずは春。春なら季節色なのでピンクは率先して取り入れられます。街でも良く見かけますし、男性のピンクも自然に溶け込んでくれます。
次に夏。白と同じ使い方が出来ますし、気分も春が抜け切っていません。まだまだ使える季節です。
秋・冬はダークカラーが中心になります。ここで白やピンクを使うのは上級者です。秋色に春色を加えるのって難しいですからね。
具体的なピンクを取り入れたイメージ
例えばスプートニクスのシャツを使ったコーデ。シャツのみ淡いピンクを取り入れ、黒のスキニーでバランスを取っています。靴も淡い色なのですが、革靴のようなデザインなのでカジュアル過ぎずアクセントになっています。
アクセサリーを外せばより大人っぽく着こなせます。
こちらはチェックのシャツをチラッと見せたファッションです。実際には赤色メインのチェックなのですが、遠目から見るとピンクになります。ピンクの表面積が少なければ嫌味が無いだけでなくアクセントになります。
まとめ
海外ブランドの進出で日本のファッションがカラフルになりました。昔に比べて黄色やコバルトブルーを見かけることが増えましたよね。ピンクも同じです。もう10年もすれば男女の色の違いは無くなると思います。
今のうちから新しい色に挑戦して、自分に合った色を見つけて下さい。そうすればファッションはもっと楽しくなります。