「X100Fって評判良いけどどうなの?仕事でカリカリに使っている人の正直な意見を聞きたいな。ついでに備品とかも何を買うべきか知りたい。」
そんな疑問にお答えします。
元プロカメラマンのRyotaです。今もWEB業でカメラは手放せません。X100Fも机の上に置きっぱなしにして作業に使ってます。
当記事の内容はこちら
- X100Fは初心者でもそれっぽい写真が即撮影できる
- コンデジなのに一眼レフと同等の画質
- 旅行でも持ち歩ける大きさ+重さ
- X100F使用時に便利な付属品
- X100Fで実際に撮影した写真がこちら
今まで画質にこだわって一眼レフ+単焦点レンズで撮影してたんですけど、X100Fは手軽に高画質な写真が撮影できちゃいます。
そういう難しい設定とかじゃなくて、普段使いとして凄いよ!という話を中心にしていきますね。どうぞご覧下さい。
1.X100Fは初心者でもそれっぽい写真が即撮影できる
写真の良し悪しってほとんど機材です。
機材が良ければプロレベルの『額に入れて販売できる写真』が簡単に撮れちゃいます。1ヶ月くらい勉強すればOK。
そうじゃなくて、コンデジに求めていることって
『スマホレベルで簡単に撮影できて、スマホより画質が良い』
じゃないですか。
X100Fはそこをバッチリ満たしたカメラです。
分かりやすくササっと説明すると以下のとおり。
- センサー(カメラの画質を決める部分)が一眼レフと一緒
- ダイヤルで明るさを調整できる
- 写真のブレを決める『シャッター速度』もダイヤル設定可
- 写真の明るさの基本値を決めるISO感度の幅が広い
一言でまとめると、コンデジなのに一眼レフレベルの写真が撮れます。(大事なところなので、後で詳しく話します。)
①ポイントはISO感度がラクに設定できるトコ
ダイヤルの小窓に『3200』という文字がありますよね。これがISO感度。
普通、他のカメラだとメニューから設定しないと触れません。ここで設定できるのは富士フイルム独自のポイント。
このISO感度が大きいとめちゃくちゃ明るい写真が撮影できます。夜でも明るくできちゃうので、シャッタースピードを速くできます。するとブレないキレイな写真になります。
ただ、このISO感度って上げれば上げるほど粗い写真になるんです。普通のコンデジだと4000が限界。
X100Fは12800でも使える画質です。
夜でもフラッシュ無しで撮影できます。結婚式で室外から室内に入った時もISO感度をグルグルっと調整するだけで撮れます。
スマホで写真を撮ると後ろは明るいのに被写体が暗い時あるじゃないですか。こういう時も10秒で設定できちゃいます。
②オートで『ブレない』写真が撮れる
この写真を見て下さい。ダイヤルとレンズ側に『A』というのがありますよね。これを両方『A』にした状態がオートモード。
シャッタースピードもF値も全部オート。
ここがポイント!
基本はオートで全部撮れちゃいます。
あなたが触るのは右にある『+1』と書いてあるダイヤルと、小窓の中の『ISO値』だけ。
右の+1のダイヤルは明るさを決めます。ここを触ればどんな明るさ・暗さの写真を撮影したいか液晶で確認しつつ設定できます。
ISO値は説明した通りです。これを高くすれば勝手にシャッタースピードが速くなるんで、ブレずに撮影できます。
これだけ覚えればプロレベルの写真が撮れちゃいます。簡単でしょう?
2.コンデジなのに一眼レフと同等の画質
このX100Fはコンデジです。いわゆる高級コンパクトデジカメというやつ。
それなのにセンサーサイズが一眼レフと同等。
既にお話したとおり、一眼レフレベルの写真が撮影できます。コンデジなのにです。
この『センサーサイズ』が大きいとキレイに背景をボケさせることが可能。
こんな感じですね。
①凄い準備せずに高レベルな写真を撮りたいあなたにピッタリ
「このくらいの写真。一眼レフなら撮れるよ。」
と思ったあなた。その通りです。
一眼レフと同等なだけであり、一眼レフを持っていれば別に必要ないです。
ただ、X100Fの利点が『手軽さ』。
一眼レフって持ち運ぶの大変じゃないですか。普段から鞄に入れたりできません。
「よし!今日は撮影するぞ!」
という日じゃないと撮る気持ちになりませんよね。
X100Fは旅行先で首から下げてもよし。トートバッグの中に入れておいて、外食先の写真を撮るのもよし。
「凄く良い写真を1枚撮影したいんじゃなくて、普段の思い出を撮りたいんだ!」
というあなたには一眼レフ以上の相棒になります。
3.旅行でも持ち歩ける大きさ+重さ
X100Fはコンデジとしては重くて大きいです。
実際に持ってみると、手の平サイズとは言えません。小さなミラーレスサイズ。
ただ、レンズが小さいのでミラーレスよりは小型です。私はレンズフードを付けているので大きく見えてるだけ。
重さは469g。ペットボトル1本より少し軽いです。
長時間持っていても「疲れたな。重いな。」とまで感じません。
①コンデジとしては大きいけど、やっぱりコンデジレベル
この大きさがデメリットと言えばデメリットになります。女性には少し大きいかもしれませんね。
でも、やっぱりコンデジレベルです。
実際に鞄に入れて持って行きました。
ミラーレスや一眼レフのようなレンズ部分が無いので、文庫本的なイメージでスポっと入ります。
首から下げている時もどこかにレンズがガツンっ!とぶつかることはなかったですね。一眼レフだとちょいちょいやっちゃいます。
4.ご紹介したX100Fと使用時に便利な付属品はこちら
当記事でご紹介したX100Fはこちらです。※実際に撮影した写真は記事最後にご紹介します。
値段が高いですが、ブラックだと10万円以下で買えます。ブラックでも質感が良いので高級感がありますよ。
レンズカバーが付属してきますが、スポっと取れやすいのでフィルターとレンズフードの購入をお勧めします。
(レンズの破損につながりますので、これは必須です。)
装着にアダプターレンズが必要です。純正品のレンズフードを買えば付属しますのでご安心下さい。
レンズのプロテクターはこちら。49mmのものを買えば問題ないです。
バッテリーも予備を買うと便利です。純正は高いのでこちらがお勧め。普通に充電できてちゃんと使えました。
5.X100Fで実際に撮影した写真がこちら
以下、実際にX100Fで撮影した写真です。色んなモードを試してますので参考にして下さい。
ピザトースト
息子とシャボン玉
ディズニーシーの富士フイルムフォトスポット
公園の木
まとめ
旅行にも使えて仕事でも使える。X100Fは万能なカメラです。
単焦点なので注意が必要ですけど、オプション品で広角にも変更可能。使える場面が広くて面白いですよ。
X100Fを買って1番困ったのが、ミラーレスのPENがお役目ごめんになったことですね。一眼レフはともかくミラーレスは競合しちゃうので気をつけましょう。
以上、「X100Fは万能カメラ。ブログ活動で使って分かった3つのメリット」という記事でした。