「それでも旅行したい!」は少数派
2015/11/13のパリ同時多発テロによってヨーロッパへの新婚旅行を断念しました。
「フランスのみ取り止めれば安全じゃないの?」と思ったあなた。事態はそんな優しいものではありません。現地に滞在している日本人のサッカー選手が「命の危険を感じる」とツイートしているほどです。
旅行を取り止める際、現在のヨーロッパ旅行に対して日本人がどのような対応をしているか、の話を伺ってきました。ヨーロッパ旅行を悩まれている皆様の参考になれば幸いです。
テロ後のヨーロッパ旅行に関する日本人の対応
まず、私がJTBで聞いた日本人旅行者の対応を箇条書きでご紹介します。
フランス旅行に関して
- ほとんどキャンセル
- 数ヵ月後の旅行に関しても取り止めが相次いでいる
ヨーロッパ旅行に関して
- 7割がキャンセル
- 3割が続行
JTBの係員の話
- JTBでも直近のフランス旅行は取り止めにしている。
- 数ヵ月後は情勢が分からないため、取り止めにはしていない
- 現状、ヨーロッパ各国に関しては旅行ができる状態
ヨーロッパ旅行のテロ危険について
以下、私が調べた結果です。一部、調べが足りない部分があるかもしれませんがどうぞご了承ください。
今回のテロ事件は「シリア空爆」に関する報復です。なので、シリア空爆に携わった国がテロの標的になる恐れがあります。
ヨーロッパでは、
- イギリス
- フランス
- ドイツ
- トルコ
- イタリア
- ポーランド
- デンマーク
が参加しています。
なので、フランス以外のヨーロッパは安全!という意見は通用しません。ヨーロッパ全土がテロに合う危険を持っています。現にイギリスでは武器を持ったテロリストが空港で捕まりました。
ベルギーは参加していませんが、テロリストの温床となっています。地下鉄は封鎖され、外出も用心するようなレベルになっています。
現在、人気の海外旅行先
では、現在人気の海外旅行先はどこだと思いますか?
ハワイ・アメリカ
何です。特にハワイは大人気で、飛行機のチケットが取れないほどとなっています。
新婚旅行先で人気なのが、
- フィジー
- モルディブ
- ハワイ
- カンボジア
- シンガポール
- アメリカ
のようにヨーロッパ・中近東を除いた地域です。
ツイッター上では「休みが取れないからこの情勢でもパリに行く!」と言った人が居ると話題になっているようですが、ほとんどの日本人が危ない国を避けているのが現状です。
皆さんも良く考えた上で海外旅行をしましょう。楽しい旅行先で怪我をしてしまっては意味がありませんからね。
※あのテロは一部虚偽の映像だったとの噂も出ていますね。しかし、虚偽かどうかはそこまで重要ではありません。観光地としての面白みが失われてしまい、現に国境が封鎖されたのですから。旅行者にとってマイナスなのは間違いありません。