整頓にも勉強が必要!
引越しの後って片付きませんよね。ダンボールは散乱するわ、買い足したものが散らばるわ、帰宅するのが嫌になっちゃいます。そこで大切なのが整頓術!
TVで話題になった「ときめき整頓術」のように、簡単に捨てる物と必要な物を分別できる方法があります。今回は代表的な整頓術を5つまとめてみました。片付けられない人・片付かない人は必見です。
断捨離
By: burnbless
片付けられない一番の原因が「捨てるものが分からない」からです。断捨離は捨てる物の基準を明確にし、いらないものを処分+持たないようにする考え方です。
必要の無いものとは
- 自分と生きた関係が結べていないもの
- 壊れている、痛んでいるもの
- 嫌いなもの
- 使っていないもの
があります。ポイントは「自分と生きた関係が結べていないもの」と「嫌いなもの」です。
嫌いなものとは貰って嬉しくなかったプレゼントや押し付けられたもの。生きた関係が結べていないものとは、こだわりが無いもの、何となく置いているものです。
結局の所、整頓とは物を減らすことです。物が少ないほど片付いて見えますからね。捨てる基準を明確にすることは基本です。
ちなみに私の趣味はファッションです。時には通販でサイズが合わないものを買ってしまいます。その場合は人にあげるか、諦めて捨てます。勿体無いですが、勉強代と思うしかありません。取っておくだけスペースが取られてしまいますから。
ときめき整頓術
TVでお馴染のこんまり先生が提唱している整頓術。内容はいたってシンプル!それがトキメクかどうかで捨てる捨てないを判断するだけです。ときめき整頓術が優れているのは何にでも通用すること。服はもちろん、家電、プレゼント。パソコンのファイルにまで有効です。
捨てられないものNo.1の「思い出の品」に一番使える方法です。私は小学校時代の文集を全て処分しました。「懐かしい」という気持ちが出なかったからです。
1年前に買った服でも着て新鮮味が無くなるようなら処分するか通勤着にランクダウンします。こうすることで絶対に取っておきたいもの、適当に使うもの、すぐに捨てるもの、の3種類に分別することができます。
定位置整頓術
By: mxmstryo
断捨離・ときめき整頓術は物の整理に役立ちますが、整頓とは別物です。(本には整頓関連まで踏み込んだことが書いてありますが。)物を分別したあとは場所を決めないといけません。
今、近くにある物を手に取ってください。
あなたは「それがどこに属しているもの」か言えますか?
家の中で定位置が無いもの。それが部屋を散らかしている原因です。全てのものに場所を与えることが整理整頓です。買ってきたばかりのもの、持ち込んだばかりのものは場所が決まっていません。
- どこの部屋に置くのか
- どの収納に入れるのか
- どのスペースに置くのか
少しずつ場所を狭めていくことで定位置が確保できます。
「収納場所」の選別
By: lovesx-70
引っ越したばかりってダンボールや紙袋だらけになりますよね。これも片付かないポイント!
収納場所・・・収納グッズ・スペースが多すぎることで、収納用品自体が場所を取っています。特に紙袋はスペースを多く取ってしまいますし、何となく整頓できているような安心感を与えます。まずは全てのものを出すことから始めましょう。
断捨離と組み合わせることで大きな効果を期待できます。
紙袋や鞄を捨てられない方は紙袋の中に紙袋を入れるなど、収納用品をたくさん置かない方法で片付けていきましょう。
脱!直置き!
部屋が一番汚く見えること。それが床にものを直に置くことです。本、衣類はもちろんのこと、掃除道具や筆記用具も同じです。テーブルの上に直にものを置くのもお勧めしません。(リモコンラックなどを活用しましょう。)
- 本は本棚、雑誌はマガジンラック
- リモコンはラック、TVはTV台
- 服はタンス、コートハンガー
どんなものでも置くための家具はあります。直置きしているものは収納用品が無いか調べてみましょう。どこにも属していないアイテムだった場合は処分も検討しましょう。
まとめ
不景気なほど安い物に飛びついてしまいますよね。結果、不必要なものに溢れてしまいます。整理整頓とは「自分の必要なものは何かを考えること」なのかもしれません。鞄でも長く使える高価なもの1つあれば他はまかなえます。物を買う前に自分の家に何があるのかを思い出せるようになるまで、物を選別して減らす努力をしましょう。