勉強よりも大切なもの
皆さんは大学をどのようなものだと思っていますか?
高校とは違い学業は自由。
苦手な科目を無理に選択する必要はありません。
「それって学業としてはマイナスじゃないの?」その通りです。
苦手な科目からも発見があるかもしれません。
専門分野を成長させるのは大切なことですが、大学では限界が訪れます。
高校と大学の一番の違い。
それが「時間の使い方」と「自分の成長」です。
急に世界が広がる年齢
大学中に20歳が来ます。
お酒も飲めるようになりますし、世間でも大人扱いされます。
かといって心は未熟なまま。
世界だけが自分が意図したわけじゃないのに広がってしまいます。
初めて「責任」を背負うことになります。
バイトも自由、旅行も自由
実は人生で1番何でも出来る時期なんですよ。
バイトをすればお金もそれなりに使えます。
夏休み・春休みが長いため旅行も好きに企画できます。
大学中はお金を貯めてはいけません。
絶対に外に出て見聞を広めるべきです。
物事を吸収する力が大きいため、趣味が育ちます。
特定の技術まで達した趣味は仕事にもなりますし、人との出会いに役立ちます。
私の同級生は世界1週旅行に行きました。
それ以来、顔つきがガラっと変わったことを覚えています。
(優しい目になりました。)
「勉強だけしていれば良い」は終わった
高校までは勉強して良い大学・良い企業に行くことが目的でしたね。
大学は違います。
良い企業=人生の豊かさではないことに気がつくからです。
自分の本当にしたいことを4年間で見つけなければいけません。
結婚が必要なのか、家を買う必要があるのか、
それよりも大事なことに一生を捧げるのか。
私は音楽で食べていきたい!という夢がありました。
自分1人なら何とかやっていけたでしょうが、それでも他の楽しみは捨てなければいけません。
(微々たる収入なので)
ビジネスとして作りたくない音楽を作るのも大きなストレスでした。
小さな古着屋を開いたり、常連ばかりのカウンターのみのカフェを開いたって良いのです。
自分にしか出来ないことを見つけましょう。
長い目で見て人生を豊かにする
芸能人のLilicoさんが言っていました。
「社会にみんなの居場所なんて無くて、皆が少しずつ社会に居場所を作っていくんだ。」
その通りです。
自分の役割を見つけ、居場所を作っていかなければいけません。
(居場所を探してもまず見つかりませんから。)
自分の心を豊かにし、人とのコミュニケーションを円滑にする魅力を身に付ける。
大学はそんな勉強が出来る場所です。