単価を増やそうと思ったことが逆効果?!
2015/5/23、アドセンスのCPCが戻りました。5/17からクリック単価の現象に悩まされ5/21には通常の3分の1にまで下落!その原因を探っていました。クリック単価が下がった時に「よし!何とかして上げてやろう!」と思っていくつかの作業をしたんです。それが間違いだったようです。
アドセンスを初めて収益が出るようになると凄くうれしいですよね。毎日の更新も日課になり苦じゃなくなります。しかし、収益が下落した時は株価が急落したような気分。元々は発生していなかったお金なのにこんな気持ちになるなんて不思議なものですよね。
下落の原因は以下の通りでした。
月ごとで単価が変わる
アドセンスの収益がまとまって入るようになってから約1年が経過しました。今までのデータを見返してみると月ごとでクリック単価が大きく違うことが分かります。
単価が高い月・・・10月~2月
単価のが低い月・・・1・4・5月
特に単価の高い月・・・3月
3月は企業の決算月なので他の月と比べ物にならないくらい高くなります。他は基本的に人がお金を使う月に高くなります。12月・1月は高めなのですが、1月半ばからは低くなります。これは年末年始に買い物をしてお金が無くなったからだと考えられます。
基本的に5月は不景気
決算が終わると予算が出ます。4月からドカンとお金を使うことはできませんから、企業が広告費に回すお金は少なくなります。そのため、4月・5月の単価は下がる傾向があります。
4月に新生活・引越しなどでお金を使う分、5月は節約の月になります。GWでお金を使った後も節約しますよね。それを企業も知っていますから広告費を落とします。(広告を出しても買ってくれないから。)
月の半ばも単価は下がる
1ヶ月の中でも単価の上下があります。月の頭は給料が出た後なのでお金を使いますよね。広告費も高めに設定されています。15日~25日辺りはお金をセーブしますから単価が低くなります。月の終わりはサイトの種類によって上がったり下がったりします。私のサイトは下がる傾向にあります。
発展していないサイトにアドセンスの掲載
さらなる収益を期待して新ブログを立ち上げました。それがブラック企業からの脱出を応援するサイト「ブラハラ」。20代前半で転職を繰り返したことがあったため、似た境遇の人の参考になればと思い作りました。
当初はアフィリエイトBのみを使う予定でしたが、どうせならとアドセンスも貼ってみることに。これがダメだったようです。
ブログの全体的な評価が下がる?
このブログにアドセンスを貼ったのが5/17。下落が始まった時期と重なります。
アドセンスのクリック単価は、
- サイトの滞在時間
- 広告の種類(サイズ)
- 成約率
により変動します。同じ広告でもサイトによって単価は変わります。評価の高いサイトほど単価は上がります。
上記のブログは1日5アクセスあるか無いかで評価も下の方です。ここにアドセンスを置いたことで私のアドセンス自体の評価が下がったことが単価下落の原因の1つでした。
カスタムチャネルの設定
収益の下落に焦った私は単価を上げる方法を探しました。そこで見つけたのが「カスタムチャネル」の設定。
広告を出している企業に
「当ブログは〇〇をテーマにしており、〇〇PVあります。広告を出す場所はここです。」
というような情報を与える設定です。一定以上の収益があるサイトが使うと単価アップを見込めます。企業側が「これは我が社の広告とイメージが合っているから収益が見込める。」と判断し、単価を上げ広告の競合で勝とうとしてくれるからです。
本当は収益が上がるはずなのだが・・・
よくよく考えれば「あ、このサイト。我が社とイメージが間逆だった・・・。単価下げてやろう。」という発想もできますよね。メリットだけが書かれていますが、お金が関わる以上は広告費を下げる方法も企業向けに発信されているはずです。
当ブログの場合は「70,000PV~80,000PV。ファッション・カメラ・音楽をメインにサブカルチャーの情報を発信するブログ。」なので1つの方向に定まっていません。企業側も無理をして競合しなかったと考えられます。
まとめ
・新ブログを立ち上げる、設定を変更する。などを行った場合、日付をメモしておきましょう。
・収益が下がった場合は上げる努力をするのではなく前の設定に戻しましょう。
・季節や時期で変動した場合は自分の努力ではどうしようもありません。
・アドセンスに100%頼るのではなく、報酬型・amazonアフィリエイトも取り入れてリスク分散を考えましょう。