細身男子の諸君。ベルトに悩んでいませんか?
私はウェスト68cm。普通のベルトはめちゃくちゃ切らないと使えません。毎回切るのも面倒ですし、切りすぎて窮屈になるとガッカリです。そこでサイズが自由に使えるメッシュベルトを愛用しています。
先日、ユニクロで「本革メッシュベルト」が販売されていました。しかも2,990円。思わず買ってしまったのでレビューさせて頂きます。
1.ユニクロのメッシュベルトの品質を調査
まず本革かどうか調査。鼻を近づけてみると革の臭いがしました。うん、間違いない。
植物タンニンなめしと言う方法で本革を使い込んだ色のように見せているようです。
革細工ドットコムによると、
使い込むほど革本来の独特の風合いがあらわれます。
これは、植物タンニンなめしが日焼けや酸化、油分を吸収しやすいという特徴により、使用すればするほどアメ色に変化していくためです。
他にも、硬くて丈夫、コシ・ハリがあり、型崩れしにくいという特徴があります。
とのことでした。
私が4,000円くらいで購入したTKのメッシュベルトも同じような加工でした。もう7年使っていますが未だに使えます。硬くて丈夫、型崩れしにくいのは本当ですね。
下がユニクロのメッシュベルト。上がTKの7年間使ったメッシュベルトです。このように経年劣化していきます。
本革なのに編み込みなので、メチャクチャ硬い!と言う訳ではありません。柔らかくするために曲げる必要が無く、直ぐに使用できました。
このレベルで2,990円なら十分な品質だと感じます。
ちなみにバックルは真鍮で作られています。真鍮は夏場に青い汚れが付きやすいので、定期的に拭く必要がありそうです。
2.使いやすい長さ、編み込みの細かさ
メッシュベルトは切って使うものではありません。なので、短すぎても長すぎてもダメ。
私が使っているTKのメッシュベルトは長すぎるのが悩みでした。その点、ユニクロのメッシュベルトは程よい長さです。一周回して、手の平を伸ばした分くらい余る長さです。
しかもMサイズ、Lサイズの2種類があります。それぞれで長さが違うため、好みのものを選べます。
ほら、TKのベルト。長いでしょう。一周回した後、さらに背中まで回せますからね。
メッシュベルトで注目して欲しいのが「編み込みの細かさ」。グローバルワークでもメッシュベルトが販売されましたが、編み込みが太いんですよ。実際に触ってきたんですが、編み込みが太いということは革が太いということ。やっぱり硬くて使いづらい印象でした。
ユニクロのメッシュベルトはかなり細かく編まれているので、それが柔らかさにつながっているのかな。と言う印象です。
結論、買うべきアイテム
で、ユニクロのメッシュベルトは買いなのかどうか。
私は「買い」だと思います。理由は以下の通り。
- 本革なので長く使える
- 植物タンニンなめしなので経年劣化が楽しめる
- 使いやすい長さなので、用途が広がる
- 2,990円と言う破格の安さ
定番品かどうか分からないため、無くなったら生産終了になるかもしれませんね。無くなる前に1度チェックしてみてはいかがでしょう。
半年間使ってみて
購入から半年間、毎日のように使用してみました。色合いはほとんど変わらず、自由に曲げられるほどの柔らかさになりました。今のところ、安い革製品にありがちな亀裂や傷みはありません。