日本人はブランド品が大好きです。
- 自分を出すことが苦手
- 西欧品にメリットを感じる
- 人と同じだと安心する
と言う特徴があるからです。
しかし、残念なことにブランド品をどのようにファッションに取り入れるかを知らない人が多すぎます。全身ハイブランドに固めた「いかにも成金」の人も居れば、学生なのにヴィトンのバッグを持ち歩く女性も居ます。
これってオシャレじゃないですよね。
そこで今回はブランド品を効果的に取り入れる、たった1つのポイントをお話します。
ブランド品がファッションに与える効果
海外だとブランド品とは「長く使える丈夫なもの」として使われています。値段が高いため、セレブじゃない限り2~3年に1つ買う程度のものです。
しかし、日本は違います。ブランド品を持つことにメリットを感じています。
その理由は、
ブランド品が物の価値を上げる
からです。
ジャージ姿の男性がロレックスを付けているだけで「凄い人。」と思われます。清楚なワンピースを着ている女性がヴィトンのバッグを持っているだけで、どこかのお嬢様だと思われます。
ブランド品を取り入れる方法
では、どうして日本人はブランド品の着こなしが下手なのか。それも「物の価値」と関係があります。
日本人は自分を出すのが下手です。謙虚なことが美徳とされていました。しかし、胸の中では「自分をもっと見て欲しい。」「可愛いと思われたい。チヤホヤされたい。」と感じています。
その結果、ブランド物を乱用するのです。
全身がブランド物で固まっている人の顔を見たことがありますか?
美容院に行った後のように自信に満ち溢れていますよね。それは、ブランド物により自分の価値が上がったと感じているからです。
海外セレブがハイブランドファッションをしてもチグハグじゃないのは、その人自身の価値が高いからです。自分磨きをしていない人がブランド品で全身を固めても、元の価値が低いのですから効果はほとんどありません。
全身の「ブランドバランス」を考える
しかし、ブランド品は「他のファッションの価値を高める効果」もあります。
例えば全身をユニクロでコーデしたとしましょう。ユニクロでもオシャレをすることは可能です。しかし、物足りなさは感じますよね。そこでブランド品の登場です。腕時計やバッグにブランド品を持っているとまとまります。
このように「ブランドのバランス」を考えてコーデすることが大切です。
狙い目はカバンと腕時計
人は「ブランド品の数」よりも「そのブランドが占めるコーデの面積」に注目します。
カバンと靴をブランド品にするよりも、アウターをブランド品にしていた方が「ブランド志向」だと思われます。
そこで小物を揃えるようにしましょう。オススメはカバンと腕時計です。
ブランド品は大人っぽいアイテムが豊富です。カジュアルな服装にブランドカバンをコーデすることでバランスが取れます。
モノトーンのワンピースと組み合わせればパーティシーンでも活躍できます。
腕時計は男性に注目してもらえます。男は腕時計を付ける機会が多いため、女性の腕時計も見る可能性が大です。そこにこだわりを出すことで会話の糸口にすることも出来ます。
もちろん、カジュアルな中に大人っぽいワンポイントとして取り入れることで全体のバランスを整える効果もあります。
※男性用記事ですが、腕時計の選び方のポイントがまとめてあります。
まとめ
効果的にハイブランド品を使えば大人っぽい印象を与えられます。正しく自分の価値を上げられます。
ジムやエステでスタイルを整えることも自分の価値を上げますが、同じことがファッションでも出来るのです。
そのためにも、ブランド品を正しく着こなすようにしましょう。何度も言っていますが、自分に自信が無いからと言って全身ブランド品で固めるのは意味がありません。