知ってるようで意外と知らない
若者のジーンズ離れが叫ばれていますがそんなことはありません。繁華街を歩けば誰もがジーンズを履いています。動きやすく汚れに強い!色んなものに合わせやすい。デニムって本当に良い素材ですよね。
こんなに身近なものなのにデニムのブランドってあまり知りませんよね。CMでおなじみのエドウィン、Lee、リーバイスがメジャーすぎて他ブランドが埋もれてしまっています。
そこで今回は定番からマイナー、高級なものまでデニムのブランドをまとめてみました。
By: Maja Dumat
まずは定番
イオン専門店街やアメカジ系のショップに必ず置いてあるブランドがあります。定番過ぎて面白みに欠けますが、買って間違いが無いブランドです。コスパ的にも一番良いため何本も揃えておきたいですね。
Edwin
言わずと知れた老舗ブランド。ブラッドピットを起用した503シリーズのCMで日本でも爆発的に人気となりました。Right-onなど若者中心に人気のファストショップでも必ず置いてあります。
小規模のお店だと品揃えが悪く良い製品がありません。サイトをチェックすることをおすすめします。
個人的には人間工学を取り入れた「FUSEプロジェクト」というデニムが気になる。
Lee
Edwinに続き有名なブランド。一緒に店頭に置いてありますよね。最近ではセレクトショップとコラボしたデニムジャケットが人気になっています。
Edwinと比べて落ち着いた商品が多い印象です。アメカジなのですが「都会的」なイメージを取り入れているからでしょう。「Levi's」「Edwin」「Lee」ならどれを選んでもらっても大差ないので好きなデザインでブランドを決めると良いです。
Levi's
「全てのジーンズはここから始まった。」このフレーズだけで愛用したくなる老舗のブランドです。専門店やアウトレット店も多く、悩んだら取り合えずリーバイスを買っておけと言えるくらいの安心感があります。
あえて古いデザインを前面に出した「クラシカル」や、ジーンズを店頭に持っていくと1,000円の商品券が貰えるプロジェクトなど面白い企画がたくさん出ています。
NIKEとコラボするなど、Edwinとは違った切り口で差別化を図っている印象です。
Wrangler
上記3ブランドと比べて値段が落ちます。そのため若者ブランドと思われていますが、古くからある老舗ブランドです。古着でも良く見かけますよね。
ノンウォッシュの生デニムなら20,000円以上します。ファスト系ショップの安いアイテムだけでなく、ネットから良い製品を探すのが良いでしょう。鮮やかなカラーパンツ、デニムジャケットもおすすめ。
Big John
日本で一番最初にジーンズを作ったメーカー。何となくアメリカチックな印象ですが岡山県に本社があります。これも古着屋で見かけますね。国内生産のメリットを最大限に生かした品質の良さが持ち味。特にRAREというシリーズは世界に出しても問題ない最高峰の1本です。(高いですけどね。)
他のメーカーより見かけませんが名前は良く知られている、そんなブランドです。
American Eagle Outfitters
最近成長しているファスト系ブランド。アメカジのみを取り扱っており、ジーンズの種類・サイズ展開はトップクラス!下手なショップで買うよりも良いものが見つかります。コスパ的には一番良いブランドでしょう。
個人的にはダメージ加工されたタイプが好き。7,000円前後で太ももや膝に加工されたものって少ないんですよ。定番ブランドの中でも遊び心に溢れています。(色んな人のニーズに答えるファストファッションのメリットが出ていますね。)
一つ上のブランド
By: Nobuyuki Hayashi
デニムを色・加工だけで判断していませんか? 素材の良さ、スタイルの美しさ、防寒性能、見るべき場所はたくさんあります。ジーンズ=安いというイメージが根付いていますが、1本数万円のものもあります。10年履き続ける1本を見つけることもデニムを楽しむ方法です。
Nudie Jeans
ファッションに詳しい人たちがデニムの話をすると「Nudie Jeans」が必ず話題に出ます。好みは置いておいて、一番格好良く見えるブランドと言われていますね。加工技術が高く足を立体的に見せることでスタイルをワンランクアップさせます。
オーガニックコットン100%で作られた生地は柔らかで強いため何年も愛用できます。
あまり販売しているショップを見かけませんが、通販ならCAMBIOで購入できます。
DIESEL
ちょっとやんちゃなイメージがあるイタリアの高級ブランド。決して日本人好みなデザインではありませんが違いを求める人に評価されています。
デニムはシンプルなものよりも加工されたものがほとんど。白に近いくらい洗い加工されたものから、これ履けるの?っていうくらいダメージ加工されたものまであります。男臭さを求めるのならDIESELで間違いありません。何となく憧れますね。
FULLCOUNT
Nudie Jeansがオーガニックコットンならこちらはジンバブエコットン。人の手で収穫されるため繊維が長い特徴を持っています。そのため糸レベルで継ぎ目の少ないジーンズを作ることができ、耐久性に優れています。
価格も30,000円前後と最高級!違いの分かる男性なら1本は持っておきたいブランドです。オンライン通販でSALE品がありますからチェックしておくと良いでしょう。
REIGN
※楽天のショップ参考
イタリアのデニムブランド。ベッカムやサッカーの本田選手が愛用していることで有名なブランドです。DIESELと同じく強めの加工が持ち味。2007年に誕生した最近のブランドでもあります。
アメリカのブランドが品質にこだわっているのに対し、イタリアのブランドは見た目にこだわっている印象です。日本では意外と見かけない。ですが、amazonで売っていたりします。
A.P.C
言わずと知れた有名セレクトショップ。有名人もご用達です。服もデニムもシンプルでスタイリッシュなものが多く、落ち着いたファッションを楽しみたい人に愛されています。ちょっとセレブなイメージでしょうか。
個人的には「いかにも」という感じがして別のブランドに逃げてしまいます。デニムをキレイ系に楽しみたい人にはおすすめです。
LOUNGE LIZARD
日本人デザイナーが手がけるドメスティックブランド。男らしいファッションアイテムと日本人向けのスタイルが違いの分かる人を集めています。ですが、とにかく高め。普通の人には手が届かないアイテムもちらほらあります。
デニムだけで言えば、下記のMade in Japanデニム専門ブランドで買った方が良いのかなと思います。
日本ブランド
By: David Sanz
日本にも数多くのデニムブランドがあります。とにかく高品質で安心。
- 作りが丁寧
- 日本ならではの品質
- 日本人向けの作り
など、メリットばかりです。
桃太郎ジーンズ
10年履ける普段着をモットーに作られています。なんと10年保証付き!家電でも5年保証ですからねw思わず笑っちゃいます。特徴は「色」。本藍染という技術で作られたプレミアムジーンズがあるのですが、全てが均一に染められているためアタリが出ません。日本ブランドならではの面白さを持ったメーカーです。
ちなみに本藍染のジーンズは18万円!!
京都デニム
京都の旅行雑誌にも掲載されている有名ショップ。千鳥柄や桜を取り入れた和風デザインが持ち味です。1点もののデザインも数多くあるので自分だけのジーンズを手に入れることも可能。フルオーダーすることもできます。
ただし、1本6万円前後と高額。
KURO
2010年に誕生した最近のブランド。厚手のデニムで足を長く見せるようなスタイルを作り出しています。染め方・織り方・素材全てに日本人ならではの技術力が使われており、世界的にも有名なブランドになりました。最近ではセレクトショップでも見かけるようになっています。
45rpm
サイトに行ってみると分かりますが、他のブランドに比べて優しい印象のブランドです。柔らかそうな素材であったり、女性的な色合いのシャツがあったり。シンプルなデザインと素材の良さを売りにした時代に流されないブランドです。
その印象とはうらはらに、デニムが4万円前後。
or slow
ミリタリー的な無骨さが持ち味のブランド。ちょうど45rpmの間逆を行っている印象です。ジーンズも良いのですが、ジャケットのスタイルがとにかく格好良い!カーキだったり、デニムジャケットで首周りだけコーデュロイだったり、男心をくすぐるアイテムが満載です。値段もセレクトショップ程度。
自衛隊
※ミリタリーショップ参考
コレをブランドと言っていいか悩みましたが・・・自衛隊基地でジーンズが買えちゃいます。何と防弾チョッキにも使われる繊維を使用。10年どころか死ぬまで履ける最強のジーンズです。
空・陸・海の3種類があるのも面白いw軍事品のファッションって使い勝手が良いんですよね。ちなみに現在はEdwinから販売されているようです。サイズが少ないのが残念。
まとめ
ジーンズ離れどころか、デニム・ジーンズブランドは増える一方です。安価なものは素材が悪く、足が短く見えるなどのデメリットがあります。たかがジーンズと思わないようにしましょう。
実は全世界で通用する共通のアイテムなんですよね。海外旅行の際に現地のブランドを探すのも面白いと思いますよ!