100回読んでも飽きない本がある
こんにちは、歴史マニアです!
会社の休憩時間・休日の朝カフェ、電車の待ち時間など空いた時間は常に歴史小説を読んでいます。
もう100冊以上は読んだでしょうか。
その中で何度読んでも飽きない。世界観に引き込まれるものをまとめてみました。
「時代劇」「歴史」と聞くと難しそうなイメージをお持ちでしょうが、面白いものは500ページ読むのに1日かかりません。
読みたいけど何を買えば良いのか分からない方、面白いものを探している方は是非とも参考にして下さい。
photo By: t-mizo
尻啖え孫市
「雑賀孫市」という人物をご存知でしょうか?
戦国無双など歴史系ゲームの主人公枠で登場しています。女性大好きな遊び人のイメージで作られていますね。
実はコレ、「尻啖え孫市」からキャラクターイメージが作られています。
和歌山県の有名な武将で、織田信長と戦ったことで有名です。
遊び人イメージはそのままですが、カラっとした人物像は絵に描いたような好人物です。
爽やかな戦、有名な登場人物、迷いが吹っ切れるような孫市の生き方。
司馬遼太郎さんの中でも随一の名作です。
武田信玄
歴史と言えば司馬遼太郎。けれど、何だか有名すぎて読む気がしない・・・
そんな方におすすめしたいのが新田次郎の「武田信玄」。(これも有名ですけどねw)
歴史小説は固いイメージがあります。漢字だらけで純文学的な印象が強い作品も多くあります。
そんな中で「武田信玄」はとにかく読みやすい!
思慮深い、大人、陰謀などどっしりとしたイメージの信玄だけでなく、家臣を思い、姫と恋に落ち、上洛を夢見る一途な若者を垣間見ることができます。もちろん、「川中島の合戦」など有名なシーンも登場します。
ふと、信州に旅をしたくなる。そんな1冊です。
真田太平記
真田幸村(真田信繁)を中心に、父親の真田昌幸・長男の真田信之の生涯が書かれた長編小説。
とにかく戦国時代の雰囲気を味わいたい人におすすめです。
これも歴史小説というよりは物語を読んでいる感じです。というのも、人と人との話し言葉が多いため感情移入できるからです。
真田家だけでなく周りの登場人物にも引き込まれます。
「ああ、この人とこの人は繋がっていくんだ。」という話の筋道も素晴らしく、
特に「上田城合戦」「関が原」「大阪夏の陣・冬の陣」の盛り上がりは半端ありません。
1巻から読み進めていった場合の最終巻は感動の嵐です。
国盗り物語
斉藤道三が美濃を乗っ取るまでと、織田信長・明智光秀の生き様を描いた2部構成。全部で4巻です。
一生をかけてやり遂げる「何か」が見つかる1冊です。
天下を取るためなら卑怯でも残忍でも正義にしてしまう斉藤道三・織田信長と、2人に負けない才能を持ちつつも自分の優しさに翻弄される明智光秀の行き方は甲乙付けがたく感じることでしょう。
今回の記事では5種類の歴史小説を紹介していますが、一番読みやすいのはこれです。
坂の上の雲
語るのもバカらしいほど有名な1冊ですね。全8巻。
日露戦争を中心に明治時代を生き抜いた3人の生涯を書いた作品です。
坂の上の雲は社会人が読むべき本にランキングされています。
私も読むまでは「どうしてだろう?」と思っていました。その理由は戦争における上下関係と命令の意味にあります。
1人の身勝手さ・無能さのために数万人もの犠牲者を出した旅順作戦。
上の立場から会社全体を見渡す視野を与えてくれる内容でした。
歴史小説を読んで
現代の生き方と男のあり方を学びました。
特に女性が求める強い男性像が良く分かります。
人生を楽しく生きている人・成功している人ってほとんどが歴史小説を読んでいるんですよ。
皆さんも試しに上記のどれかを読んでみて下さい。本当におすすめですから。
余談ですが、本の写真の背景につかっている手ぬぐい。
京都で衝動買いしました!かわいいでしょうww