先日、妻の出産に立ち会いました。ネットで調べて色々と準備したのですが、
「これがあれば良かった!」
と思うアイテムがたくさんありました。これから立ち会い出産をされる皆様は是非ともお持ち下さい。陣痛に苦しむ妻を見るのは辛いものです。少しでも痛みを和らげることができれば妻も凄く喜んでくれますし、赤ちゃん側も楽になるメリットがあります。
夫が立ち会い出産時に準備しておきたいアイテム7選
ちなみに私が準備していったアイテムは以下の通りです。
- 軽食、飲料水などの食料
- カイロ、冷えピタ、うちわなどの体温調整アイテム
- ハンガー
- ビデオカメラ・ミラーレス一眼レフ
- 印鑑・通帳・キャッシュカード・筆記用具
- ブランケット、ミニタオル
- テニスボール
妻も色々と準備していたため、夫の私が準備したものは意外と少量でした。出産は深夜・早朝が多いので、事前に全てをカバンや紙袋に入れておくことも忘れないようにしましょう。
では、準備すると便利なアイテムをお話します。
両面テープ、セロテープ
貼るカイロや冷えピタが直ぐに剥がれてしまいます。肌に直に貼るわけにはいきませんから、衣類の上に貼ります。繊維が付いて数十分で粘着力が失われます。
また、陣痛時は体温の上昇・低下が激しいので頻繁に剥がします。
粘着力を保つ為に両面テープがあると非常に便利です。通常の両面テープでも構いませんが、強力版があるとより便利です。もちろん、セロハンテープでも代用できます。
洗濯ばさみ
陣痛を和らげるために、腰やお尻を温めることになります。ブランケットやタオル類を巻きつけているのですが、ベッドに寝る・椅子に座るを繰り返すと直ぐに落ちてしまいます。これでは保温の意味がありません。
私は手で何度も押さえていましたが、洗濯ばさみがあると便利だなと思いました。小型の洗濯ばさみより、大型のもの1つで挟んだ方が使い勝手が良いです。
マウスピース
陣痛時のポイントは「痛みは我慢して力は抜くこと」です。力が入ると筋肉が硬直し、出産が遅れることがあるためです。
痛みだけを我慢する場合、歯を食いしばるのが楽です。そこで、マウスピースがあると食いしばることに意識が向くので便利だと感じました。歯ぎしり用のガードアイテムが販売されているため、代用可能です。
加湿器
私の妻が入院したのは最築されたばかりのキレイな病院でした。部屋の中も最新設備が整い、全国的にもレベルの高い病院です。
ですが、加湿に関しては不満足でした。
部屋の中は空調が効いているため乾燥します。陣痛時は常に走り回っているようくらい体力を消耗しますので、水分もどんどん抜けていきます。季節にもよりますが小型の加湿器を持参ことをお勧めします。
ハンガーに濡れタオルを掛ける方法がネットで書かれていますが、ハンガーを掛ける場所が無い個室もあります。ご注意下さい。
お気に入りの音楽
陣痛が長引くと妻の心が折れかけてきます。
「この痛みはどのくらい続くんだろう?」「ああ、疲れたなぁ。」
そんな時に無音だと心細くなります。妻の不安はもちろんですが、その姿を見て助けて上げられない私たち男も不安を感じます。
一人暮らしの部屋でテレビを付けっぱなしにするように、お気に入りの音楽を流し続けているだけで少しですが気持ちが和らぎます。
お気に入りの音楽でも構いませんし、ヒーリング音楽、元気になるような音楽を持参しましょう。
ビニール袋
陣痛時、気持ち悪くなってもどしてしまうことがあります。私の妻もそうでした。大きめのゴミ箱にビニール袋が広げてあるため、問題はありません。もちろん、ナースコールで連絡すれば直ぐに取り替えてもらえます。
しかし、連続で何度も・・・となった場合・横になっている時に気持ち悪くなった場合はゴミ箱で対処ができません。ビニール袋を10枚ほど持って行きましょう。ゴミ袋にもなるので便利です。
陣痛時の対処法メモ
徹底的に陣痛に効果のある対処法をメモしましょう。
病院なので呼吸法や楽な姿勢などが書かれています。もちろん、私自身も陣痛に対する対処のかかれた雑誌を持参しました。
「パパママ学級で勉強したから大丈夫。」と思っていると、陣痛に苦しんでいる妻を見た瞬間にパンっと飛びます。
妻は陣痛で必死です。どうにかしてほしい、励まして欲しいと夫を頼りにします。
その時に「こうすると楽になるかもしれないよ。」「呼吸法はこうだよ。」と教えてあげると、妻の不安が紛れます。試せることが多ければ多いほど、陣痛の時間が短く感じます。
まとめ
出産に立ち会うか悩んでいる男性も多いと思います。実際に立ち会ってみると妻がどれほど苦しんでいるかが分かります。
妻からすれば個室に旦那が居るだけでも心強く感じられるもの。しかも色んな準備をしてくれていたら「頑張ろう!」という気持ちになります。夫婦の絆もより強くなるでしょう。
また、妻が楽になれば赤ちゃんもお腹の中でホッと一息つけます。出産は赤ちゃんに取っても大変な労働なのです。
家族みんなを守るためと思ってたくさん準備しておきましょうね。