インスタグラム・SNSにピッタリのアイテム
ここ10年の間で爆発的にヒットしたトイデジ。今までのトイカメラはフィルムだったため撮影が困難でした。デジタル化することでその場で写真を確認できるようになり、初心者にも敷居が低いアイテムに早代わり。
- 値段の安さ
- 持ち運びの気軽さ
- 一眼レフ・ミラーレスでは撮影できないアートな雰囲気
この3つのメリットで若い子を中心に人気を集めています。
ですが、変わったアイテムなのでどれを選べば良いのか分かりませんよね。そこで使いやすさ・面白さに着目してランキング形式でご紹介します。1度使うと病み付きですよ!
photo By: Ghostavny
2015年トイデジベスト5
By: aki.kajitani
トイカメラの魅力。それはトイカメラでしか表現できない写真が撮影できることです。そのために常に持ち運んでいられる手軽さ。何が撮影出来ているのか確認できる程度の画質。一眼レフ・ミラーレスとの差別化ができる特徴の3つが必要です。
この3つを兼ね備えた使いやすいトイデジのベスト5がこちら!
5位 MINOX DCC 5.1
まずはミノックス社のデジタルクラシカルカメラ。
「これはトイカメラじゃない!」と企業は言っていますが、どう判断してもトイデジなので仲間に入れました。
MINOX DCC 5.1の魅力はデザイン性と小ささ。下手なコンパクトカメラよりも高級感に溢れ、手のひらに収まるほどのサイズ。レンズの明るさもF2.0とかなり高品質です。
備え付けの機能として、
- オートフォーカス
- 電動光学ズーム
- 内臓フラッシュ
- ビューファインダー
の4つがあります。ただし、同価格以下でもっと性能の良いコンパクトデジカメが買えます。癖のある写りと見た目が好きな人におすすめ。トイデジとしては他に比較できないほど機能が充実しています。コンデジとトイデジの中間アイテムと思って下さい。
4位 Digital Harinezumi
良くビレッジヴァンガードに展示されているのでご存知かもしれません。トイデジが親しまれていない頃から販売されている有名トイデジの1つ。可愛らしい愛称とは別に多くの機能を兼ね備えています。
- 10種類のカラーモード
- 1枚の写真に多重撮影可能
- 動画撮影可能
- 光量の調整
- 3.5倍までのズーム可能
- 被写体に3センチまで近寄れるマクロカメラ
足りないものは無いと言っても良いほどです。トイデジの王様とも言われています。
ちなみに初期型から数えてバージョンが4つ出ています。1つ下の型落ちはかなり安め。
3位 VQ5090
トイデジとは思えない見た目。ちょっと昔のコンパクトデジカメっぽいです。VQ5090の魅力は安さとビビットカラー。
実売価格が6,000~8,000円(お店により変動します)。他のトイデジに比べて半額程度!これで画素数は500万とトイデジの中では高ランクです。
他のカメラに比べてビビットが強く出ます。青色は信号機の緑のように。赤色はポップなゴミ箱のような印象に。トイカメラの面白さを簡単に楽しめる入門機です。欠点は乾電池式なこと。
2位 GIZMON HALF D
by:gizmon
今の若者は「ハーフサイズカメラ」って言われても知らないでしょう。昭和に人気を集めたフィルムの受光感度を半分に抑え、撮影枚数を2倍にしたカメラのことです。当時のカメラの雰囲気をそのままにデジカメ化したのがGIZMON HALF Dです。
- 10種類のカラーモード
- 動画撮影可能
- 連写機能有
- マウント用リング搭載!
何が凄いって別のレンズ使えちゃうところです。マクロ・フィッシュアイ・トンネルなどの効果が楽しめます。これ1台あれば他のトイカメラがいらない。万能の1台です。
1位 VIVICAM 8027
1位になったのがこちら!見た目はレトロなカメラでしかありません。ですが、トイデジ好きな人で知らない人はいないというくらい有名な1台です。
- 光学3倍×デジタル8倍ズーム
- 手ブレ防止機能
- 顔検出機能
- 内臓フラッシュ
- オートフォーカス
- 他のカメラとは違ったビビットモード
ざっくり言ってしまえば標準なコンパクトデジカメの機能を備えたトイカメラです。その点ではMINOX DCC 5.1と似ていますが、こちらは「トイデジ」として作られているためトイデジ機能も充実しています。特にカラーモードは人気で、他の機種を使えなくなる人も続出しています。
番外 rolleiflex minidigi
昔懐かしい二眼レフカメラのミニチュアトイデジ。
2008年に発売されて以来大人気となり、現在はヤフオクでしか見つかりません。私は発売と同時に限定版の赤色を購入しました。ハッキリ言って撮影を楽しめるものではありません。シャッターチャンスは遅く、頭上から覗くタイプのため思うように被写体に近づけません。それでも面白みを感じる1台です。
こんな感じで味のある写真になります。(しかも正方形!)
トイデジを一眼レフと比べるのは意味がありません。撮影したいものが違うんですから。見たままの風景ではなく、アート的な風景を楽しむのも良いですよね。