下調べせずに行った結果、1企業で3時間の足止め?!
マイホーム計画を実現させるべくモデルハウスや工務店に足を運んでいます。もちろんハウジングパークも行きました。
今までは素通りしていた場所だったので凄く新鮮な印象。まるで遊園地やディズニーランドに来た時のようでした。嫁と一緒に「どこに行こうか?」と相談していると営業さんから呼び止められます。その声のままに足を運んだのが大失敗でした。
高価な買い物ですし、半端な気持ちで足を運んではいけません。気がついたら家を買わされる話になっているかもしれませんよ。初めてのハウジングパークで特に注意すべき点をまとめてみました。
営業さんの話を信じてはいけない
ハウジングパークは住宅販売企業が密集しています。ということは競合点だらけ。自分たちの良い所だけじゃなくて、他社の悪いところもどんどん話してきます。
私の場合は、
「あなたはうちの会社が良いと思いますよ。大手は高いだけだし、工務店やローコスト住宅は危険だし・・・。」という感じでまとめられました。結論は自分たちが出すのですから、その企業の特徴・他社より優れている点を聞きたいですよね。他社の悪い部分だけ言う企業はそれだけ自社に自信が無いのかもしれません。
営業さんは販売のプロです。彼らの話に洗脳されないよう、必要な情報だけを覚えておく心構えをしましょう。
逆に質問できるようになろう
家を買う目安は営業さんよりも知識が豊富になった時と言われています。「在来工法が良い、2×4はダメだ。」何ていわれても知識が無いのなら「そういうものか・・・」と思っちゃいますもんね。基本的に高価になれば良い家になりますし、安ければそれなりの家になります。何が必要か取捨選択できるようにならないと、気がついたらオプションで500万円プラス!になる可能性があります。
「他店も見てきます。」と話を区切る勇気
初めてのハウジングパーク。住宅関連の知識が無いままに適当なモデルハウスに入りました。そこで営業さんから「ちょっとだけ私たちの家のお話をさせてください。」と言われます。
気がついたら3時間・・・。
最初の1時間は家についての良いお話しでした。工法から材質・金利など、どれも必要なお話ばかりです。途中で別の営業さんが来て押し売り状態に。
- 頭金
- 年収、職種
- 年齢、不動産
こんな感じで、プライバシーに関わるような部分の質問が雨あられ。途中で無理やり退室しました。
改めて調べてみると、押し売り状態になるケースは多いようです。先ほども書きましたが、必要な情報が分かったら「次に行ってきます」と言う勇気が大切です。
モデルハウスは中古物件?!
やっぱり各企業の顔になるだけに「モデルハウス」には力が入っています。アジアンチックなおしゃれな家もあれば、リゾートチックな物件、さらには別荘タイプの家もありました。
けれど、モデルハウスって新築じゃないんです。
オープンしたばかりのハウジングパークでないのなら、築5~10年が妥当なところでしょう。最新の技法が無いばかりか、内装も時代遅れになっているケースがあります。
「あ、この家オシャレ!」と思ってハウスメーカーを決めてしまう人が居ますが、これが一番危険です。
大手・ビルダーは種類別に1軒で十分
ハウスメーカーは大きく4種類に分けられます。
詳しくはこの記事をご覧下さい。
- 大手
- ビルダー
- 工務店
- ローコストメーカー
の4種類なのですが、それぞれ1企業回れば十分です。もちろん大手・・・住友林業・大和ハウスの2企業を挙げても特徴は異なります。しかし、余程のこだわりが無い限り家を選ぶ基準はお金でしょう。この4種類は金額が大きく違います。まずは自分にあったハウスメーカーの分類を見つけるべきです。
デザインはどこでも自由にできる
最後に一番間違えそうなお話を1つ。
モデルハウスってそれぞれデザインが違いますが、どの企業でも好きなデザインで作れます。
「モデルハウスがカフェっぽいから、ここに決めた!」これは勿体無い。大手でも工務店でもカフェっぽいデザインで作ってくれます。場合によっては工務店の方が1,000万円以上安くなるかもしれません。
どんなデザインが価格に影響するのか。土地との兼ね合いはどうなのか。考えたいのはデザインよりも構造や耐久性です。
まとめ
しばらくハウジングパークはこりごりです。しばらくは気に入ったハウスメーカーのみ見学に行き、時間をしっかりとって話を聞きたいと思います。どうしても競合店が多く競争になりますから、客を「人」じゃなくて「お金」として見ちゃってるんですよね。
デザインだけなら月刊誌を見ると良いですよ。すっごいオシャレなのが多いですから。