先日、天井まで届くような大型テレビ台を購入しました。デザイン的に気に入ったのでLOWYAで販売されていたポーランド直輸入品。自分で組み立てるタイプです。
結論から言うと・・・
デザイン最高!強度最高!組み立て最悪
でした。電動工具を使っても2日以上かかりました。あなたも組み立て式家具の輸入品を購入予定ならお気をつけ下さい。とにかく不親切設計です。
何がダメだったのか4つにまとめて詳しくお話しますので、どうぞご覧下さい。
組み立て式輸入家具を買う場合の4つの注意点
私が買ったのがこちら。
楽天でも同じ製品が販売されており、そちらには多数のレビューが記載されています。
ざっくり意見をまとめると
『完成度は最高。でも、組み立てサポートがひどい。』
です。
元々、庭を作るなどでDIYに自信のある私。
電動工具を買ったこともあり、余裕で構えていました。すると、予想外のサポートのひどさでした。
1.梱包物が指定の番号に入っていない
大型の家具なので6つの梱包に分かれて届きます。
『この棚を作るには1・2の梱包を開けること』
の指定があるのに、その梱包内に棚を作るための材料が入っていませんでした。結果、材料が混ざってしまい組み立てに入る前に時間がかかりました。
2.各パーツに番号が無い
ニトリの家具を組み立てたことがあるでしょうか。それぞれのパーツに番号が書いてあり、目で見て分かるようになっています。
今回の輸入家具は番号が記載されていません。(説明書にも番号は記載していないと明記してありました。)
似たパーツの場合、ネジを締める穴と穴の距離などで判断する必要があります。各パーツ番号を判断するのに組み立て時間と同等の時間が必要になりました。
3.天地の記載が無い
ほぼ真四角の板だとどちらが上でどちらが下なのか分かりません。間違えると棚板の位置がズレる恐れがあります。そのため、国内品だと天地の記載がされています。
今回の輸入家具。番号だけでなく天地の記載もありませんでした。一部パーツの上下を間違えて完成させたため、ドリルで穴を空けて棚板の位置を調整する必要が出ました。
4.予備部品が無く、ネジなどの小物の数量が適当
普通、組み立て家具にはそれぞれの小物が1つずつ予備として余分に入っています。今回の家具に予備部品は一切ありません。
そして、ネジが1本足りませんでした。(背面の緩みを止めるネジだったので無くても大丈夫だったのが救いですが。)
足りないだけなら良いんですが、クギが4本余分に入っていました。余分に入っているということは、数を適当に入れているということ。部品の有る無しを確認する作業が無いのでしょう。
輸入家具はアリ?ナシ?
組み立てこそ最悪でしたが、輸入家具には国内品に無いメリットがあります。
- センスの良いデザイン
- 頑丈な作りに対して値段が安い
- 比較的大型のものが多い
リビングが吹き抜けの家庭なら大型の家具が良く合います。今回のテレビ台もこれ1つでリビングの収納がまかなえてしまうほどの収納力。
そして、デザインの良さは国内では真似できません。ニトリの大型家具はがっしりした作りですが、カフェ風住宅には合いません。書斎風な印象になっていますから。外車のデザインが良いように、ヨーロッパ系の家具はセンスが良いですね。
価格も送料抜きなら6万円ちょっとで買えます。ニトリだと13万円。
組み立ては大変ですけど7万円も差があるなら我慢できますよね。
まとめ
入っているはずのものが入っていなかったため、クレームは出す予定です。しかし、満足はしています。
妻と2人で2日以上かけて作りました。その苦労も見るたびに笑い話になっています。
私のようにDIYが趣味の方は輸入家具、お勧めですよ。ただし電動工具は忘れずにご用意下さい。想像以上に使う場所多いですから。
もちろん充電式にしましょうね。コード邪魔になります。