決して真面目に考えてはいけない
あなた「これを2時間以内に終わらせないと・・・」
上司「これもあれもやっといてー。(コーヒー飲みつつ)」
あなた「時間内に終わらないと思います。」
上司「・・・。」
- 2時間後
上司「おい、出来てないじゃないか。」
こんな経験ありませんか?
4月から新社会人として旅立つ人も多いでしょう。やる気に満ち溢れていると思います。
ここでアドバイスしたい。
真面目は役に立ちません!
いや、真面目なのは当たり前なのですが、それだけでは評価に繋がらないんです。
最初の例のように理不尽に叱られるパターンと必ず遭遇します。
その時にどうすべきか。ちょっとしたコツをお教えします。
言い訳はNG
「そりゃむちゃくちゃですよ。」とついつい言いたくなりますよね。
これが一番危険!
上司が理不尽なことを頼む理由は大きく分けて3つ。
- あなたがどのくらいの仕事量なのか把握していない
- パワハラ(困っているのを見て喜んでいる)
- 仕事の分担・組織に厳しい
多くはコミュニケーション不足だったり、部下をストレスの解消に使っています。
そんな中、訴えかけても無駄です。それどころか「仕事をなめているのか。」と余計に叱られる可能性も・・・。
だから言い訳するんじゃなくて素直に困ってあげましょう。
あなたは悪くありません。ですが、泣きそうな顔をして「すいません」というのが一番手っ取り早い解決何です。
反論するたびにさらに多くの「理不尽」を抱える結果になります。
あなたを守るのはあなた
By: mxmstryo
社会では全ての責任は自分に圧し掛かってきます。
自分が限界だからと言って誰かが助けてくれるわけじゃありません。
「仕事量が多すぎて何ともなりません。」と会社・上司に言って初めて問題化されます。
そこで会社から「可愛いヤツ」と思われる努力をしましょう。
・バタバタする
・茶化される、叱られやすくなる
・プライベートの失敗談ばかり話す
・無駄にお金を使ったことを話す
「出る杭は打たれる」を覚えておきましょう。
上司は部下が忙しそうにしていたり、失敗するのが大好きです。
それは仕事だけでなくプライベートでもそう。だから、成功談は話してはいけません。
「車を買って失敗した」とか、「スナックでお金を使いすぎた」とか、そんなことを話せば喜ばれます。
さて、次は自分を守る具体例を書いていきます。
時間は余裕を持つくらいが丁度良い
何でもかんでも手伝うのが評価に繋がると勘違いしていませんか?
結局、自分の仕事がおろそかになると評価は下がります。得なことはほとんどありません。
いつもしっかり休憩できるくらいの時間を持ちましょう。
自分の仕事をして時間に余裕があるアピールをした方が「出来るヤツ」という印象を与えます。
「無意味に叱る」のも仕事
上司には役職が付いています。役職には「部下を叱る」という仕事があります。
例えば社長の前で部下を叱っていれば「おお、頑張ってるな」という印象になります。
上司の立場を理解すると無駄なストレスが溜まりません。
一人で全てやる必要は無い
最初に「真面目な人は得をしない」と書きました。
例 工場
4~5人でラインの仕事をしている。
あなたは商品をパレットに運ぶ仕事をしている。
機械にエラーが発生したため直しに行った。その結果、商品が溜まってしまい新たなエラーが発生した。
手伝っているようで失敗しています。
それぞれ担当場所が決まっているので、あなたはあなたの仕事を責任持って行えば良いのです。
余力がある場合、自分が担当場所を離れても迷惑にならない場合だけ手伝えば大丈夫です。
手伝いすぎて失敗し潰れてしまうパターンって多いんですよ。
終わらなかったらそのままにしよう
会社はあなたがいなくても何とかなります。そうじゃない場合はちょっとおかしい会社です。
時間内に終わらせろ!と言われて絶対に終わらない仕事量なら放置してしまえば良いんです。
そこで無理して終わらせてしまうと「こいつはこれだけできるんだ。」と思われてしまいます。
仕事が出来ていなくて叱られるのは上司です。
その後であなたが叱られたとしても「無理な仕事量を押し付けられている」という問題を会社に訴えることができます。
従順な社員は単なる奴隷でしかありません。あなたは奴隷になりたいですか?
まとめ
現在の中小企業は上の人たちだけの待遇が約束され、新社員はワーキングプアの状態です。
それを訴えても給料を上げる気はありませんし、もちろん昇進もありません。
企業側には「他の企業も同じくらいだから、嫌なら辞めてもらって構わない。」という強いスタンスがあります。
そこで心の余裕を持つためにも副業をしましょう。
「辛い年収300万円から抜け出すために」意外と出来そうな副業のまとめ
会社の理不尽さは頭では理解できてもストレスがたまります。
副業をするとお金を使ってストレス解消にもなりますし、会社の上の人たちにも「いつか見返してやる」的な心強さを持つことができます。
何度も言っていますが私たちは会社や上司の奴隷じゃありません。
表面上はぺこぺこしておいて、しっかりと自分の利益を考えていく。そんなふてぶてしさが社会人には必要です。