有効なたった1つの教育法
先日、会社の忘年会がありました。
周りで子供が生まれた人がおり、子育てや子供の可愛さについて聞かされていました。
「あの習い事は良い、あの教育は違う・・・」
この発言に違和感を覚えます。
技術的に何かを習わせるのはメリットがあります。
しかし、長期的に見て「どのような子供になってほしいのか」の答えでは無いと思うんです。
(職業的なものではなく、優しさ・決断力のようなお話。)
何事にも先駆者があるように、
自分の憧れる人を多数見つけることが最優先ではないでしょうか。
理想の自分を押し付けるな
例えば、自分がプロの作曲家になりたかったとしましょう。
その夢を子供に託そうとして、無理にレッスンをしてはいけません。
成功に繋がる可能性はほとんど無いからです。
それよりも、自分が楽しく音楽をしている姿を見せるべきです。
子供は大人の真似をします。
自発的に音楽家になりたい!と思わせることが子供のためになります。
憧れた人の考えを実行しよう
私の理想の男性像は進退を明確にした、颯爽とした人物です。
明治では薩摩隼人・・・桐野利秋、戦国時代では塙団右衛門のような感じです。
どうしてその人に憧れるのか。
そこが分かれば行動に繋がります。
日ごろから憧れた人をイメージして行動をしていると、
自分なりの善悪や哲学が身に付きますよね。
自然と子供もそうなっていきます。
子供は両親に似てくるものです。
両親の生き方が明確であれば子供の生き方も明確になります。
「なぜ?どうして?」と、子供に聞くべき
私は小学校1年の頃に登校拒否をしました。
今となってはどうしてだったのか分かりません。
ただ、親の「学校に行かなければならない」に反発していたように思えます。
子供のわがままには答えがあります。
しかし、子供には答えが分かりません。
大人が子供に聞いてあげることで考える力が身に付きます。
最初の「押し付け論」もそうですが、
子供に考えることをせずに大人が与えているだけの関係性は危険です。
物事を考えることが教育の根底にあるからです。
自分が揺らがないこと
赤信号は渡ってはいけない。
けれど、人が居なければ渡っても良い。
これは間違っています。
もちろん赤信号は渡ってはいけません。
それで事故に繋がっても自己責任の結果です。
親になれば自分が見られている意識が必要です。
親の考えが分からないと子供は不安になります。
愛情を見失った子供は社会的に失敗する可能性が大です。
(人間関係を正しく構築できないため。)
※
技術=教育と言う考え方がいつから根付いてきたのでしょう。
学校で教えてもらえることを自宅で教える必要は無いと思うんです。
今の時代を生き抜くためには、
正しい意見を言う強い心・自分がやりたい事が自分で分かる判断力・自己責任で行動できる力が必要だと思います。
勉強をすれば成功する時代は終わりました。
子供が大人になった時代を考えて教育をしていかないと子供は取り残されてしまいます。
そのためにも、大人が成長し続けることが一番の教育ではないでしょうか。