買うだけで満足しないコツ
社会人になりお金もそれなりに使える。何か趣味でも見つけたいな・・・そこで選択肢に上がるのが「カメラ」です。スマホの普及に伴い急速に身近なものになりました。インスタグラムのように写真に特化したSNSが人気になっているため、簡単な趣味として人気です。
ですが、スマホの撮影とカメラを使った撮影は違います。「買ってみたは良いけどそれからどうしよう。」って言う人が多いんですよ。
そこで撮影を楽しくするコツをまとめてみました。趣味=楽しいものですからね。「何をするか」が具体的になると面白さが倍増します。
photo By: yamauchi
人と共有する
By: naka hide
趣味は2つの種類に分けられます。
- 個人で始め、個人で完結するもの
- 他者と共有するもの
カメラを趣味にしようとして失敗する人の大半が自分だけで取り組んでいます。音楽や美術だって人から感想をもらえるからモチベーションになります。写真だって人から意見を貰わないと楽しくありませんよね。
そこで気軽に人と共有できるSNSと一緒に始めることをおすすめします。
インスタグラムは一気に人気が爆発した無料のアプリです。写真のみのツイッターと思って下さい。
- 登録する
- 写真をアップする
- 人をフォローする(またはフォローされる)
難しい登録も必要ありません。写真のみの投稿になりますから面倒な人間関係もありません。他のSNSとシェアすることもできます。
「写真」であなたの生活を伝えることができるのが魅力です。犬ばかり撮影していれば犬好きだって分かりますよね。日常のふとしたものを撮影する理由付けにはピッタリなアプリです。
フォロワー同士がチャットのような状態で繋がっているアプリ。140文字内であればどんなことでも呟けます。その気軽さから他のSNSよりも断トツで人気です。
インスタグラムと違い、
- 拡散される可能性がある
- 気軽に感想が貰える
などの利点があります。知り合いがたくさん居るのなら写真に対してリアルタイムで反応が貰えるかもしれません。写真がもっと身近なものになります。
パーティ、BBQでの撮影
結婚式や披露宴、二次会で居場所が無かった経験ってありませんか?私は不特定多数が参加するBBQで1人きりになった経験があります。
そんな時に助けになってくれるのが「カメラ」。私は元フォトグラファーなのでその利点が分かります。
- 誰とでも気軽に話しかけられる
- 積極的に動ける
- 仕事(居場所)ができる
- 覚えてもらいやすい
実際に私も「カメラマンの人」という感じで覚えて貰えました。面白いもので、こういうシーンで写真を撮っていると上達も早いんです。趣味と実益を伴うことにより撮影に真剣さが加わります。
フォト技術を磨く
By: kanegen
最初に「個人で完結する趣味」は失敗しやすいと書きました。ですが、こちらの方が向いている人もいます。いわゆる芸術肌・・・アーティスト的な人のことです。
芸術家は人からの批評よりも自分の作品を作ることに喜びを感じます。そして技術の上達と進歩、作品のレベルアップを生きがいにします。「人からの意見は関係ない!良い写真を撮りたいんだ!」と思ってカメラを手に取った方は技術的な部分を向上させましょう。
記録ではなく芸術品を目指す
カメラって意外と機能は少ないんですよ。
- ISO(光を敏感にキャッチする)
- 絞り
- シャッタースピード
これに色やバランス、構図などを決めて撮影する!たったこれだけです。結局は光を映し出しているだけなのですから。
少ないパラメータの中で機材を考え撮影したい写真をイメージする。それで数え切れないほどの作品が生み出されていますから驚くばかりです。
人とは違う1枚を撮る。どこに出しても恥ずかしくない1枚を撮る!これが楽しいんですよ。
部屋に飾る
ロフトで絵画が販売されていますよね。オシャレなカフェでもイラストや写真が飾られています。あなたの部屋にも自分で撮影した写真を置いてみませんか?
最近はトイフォト・セピアモードなど様々な機能を備えた一眼レフが販売されています。同時におもちゃのようなデジカメ・・・トイデジも人気となっています。
自分で撮影するから思い入れもできますし、思ったとおりの作品が展示できます。
「撮影」を目的にする
カメラを買った!絶対に良いものを撮影しないといけない!人に写真を見せないといけない!そんなことはありません。カメラは手持ち無沙汰を解消してくれる素晴らしいツールです。撮影を理由に別の作業をする考え方ができます。
Blog、商品撮影
当ブログも一眼レフ・ミラーレス一眼を使って様々なものを撮影しています。最初の頃はスマホで十分だったのですが、少しずつクオリティに欲が出てきました。今では単焦点レンズを使いハッキリクッキリ写すことに取り組んでいます。
ヤフオクや個人売買の商品を撮影する機会って増えましたよね。そのためにカメラを始めてみるのも立派なきっかけです。私のように知らないうちにカメラのほうへのめり込んでいくかもしれません。
旅行
一人旅って最高ですよね。何をするにも自由で解放された気持ちになります。ですが、何となく暇な時間もあります。1人で名所を散策していると寂しくなってきます。そこでカメラを使いましょう。
誰に見せるわけでもなく、芸術的なものを撮影するわけでもありません。ただ、撮影することが楽しいんです。そのうちに何かを撮影するために旅行に行くようになります。趣味はこうして大きくなっていくものですよね。
新レンズ購入後の試し
そのうちにカメラ本体ではなくレンズが欲しくなってきます。新しいレンズを買うと撮影したくなりますよね。
レンズの機能性の限界を求めるためにいつもと違う場所へ出かけてみたり…。
私は魚眼レンズで桜を撮影してみました。いつも見ていたはずの風景が少し違って見えます。この楽しさ・ワクワクした気分は是非とも体験して頂きたい。
初心者向けのおすすめカメラ
趣味レベルの用途で一番おすすめなのがこちら。
Canon EOS Kissシリーズ
CMでおなじみの一眼レフです。
- 何といっても軽い!(他の一眼レフより半分くらい。500gを切るものも!)
- 一眼レフの性能を楽しめる
- 多種多様なレンズが使える
- 小型で持ち運びが楽
撮影するには絶対に持ち運びしないといけません。経験談なのですが、大きな一眼レフは気合を入れて「よしっ!撮影するぞ!」と思わない限り持てません。ぶつけて壊しそうですし、肩も疲れます。鞄に入る程度の一眼レフだからこそ撮影したい瞬間に取り出すことができます。
レンズは単焦点 EF50mm F1.8 Iで決まり!
カメラを買う人のほとんどが付属のレンズキットで満足しています。使えないことはないですが、レンズを変えると写真って格段に違うんですよ。
参考記事
【脱初心者】プロも使うシンデレラレンズ-Nikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gのレビュー
Canonだと明るい写真が撮れ、背景がキレイにボケるレンズが10,000円以下で買えちゃいます!
このレンズのためにCanonブランドを買う人がいるくらいのコスパです。乱視の人がメガネをかけた時くらいの違いがありますから是非ともお試し下さい。
場合によっては一眼レフボディ+このレンズを買った方がお得です。
まとめ
何となく撮影したいから・・・ならスマホで十分です。カメラを持って撮影するのなら長く続ける方法を考えましょう。個人的にはインスタグラムがおすすめです。新しい出会いに繋がる可能性も秘めています。