「気になる土地があるけど、猫の糞らしきものがある。」
とお悩みではないでしょうか。
特に近所に『猫屋敷』があると、家を建てた後の生活が不安ですよね。
当記事では実際に猫屋敷の横に家を建てた私が『猫屋敷の隣の土地を買うメリット』を5つにまとめてお話しします。
結論から言うと対処しちゃえば問題がほとんど無いんですよ。
では、ご覧ください。
1.猫屋敷の横は売れ残っているので価格が安い
猫屋敷の横は様々な問題があります。
- 猫の糞被害
- 猫の鳴き声
- 車のボンネットに猫の足跡
どんなに猫が可愛くても自分が被害にあったらストレスですよね。
だから、猫屋敷の横の土地は一等地でも売れ残ります。
『猫屋敷』は簡単に分かるものではありません。猫が1匹2匹歩いていても『野良猫』と思うだけだからです。
猫屋敷の横の土地は『猫の糞が多い』『アレルギー症状が出る』という特徴があります。
この特徴のため、見破られて売れ残ります。
売れ残っていれば徐々に値段を下げるしかありません。土地の価値が落ちるためです。
チラシに掲載し続けるのもお金が必要です。早く売りたいので、値段を落とします。
2.不動産屋が早く売りたいので価格交渉しやすい
早く売りたい不動産屋の気持ちを利用して価格交渉ができます。
「この横の家。猫屋敷っぽいですよね。うーん…。」
と悩んでいれば、不動産屋の方も気が気でなりません。できれば売ってしまいたいと思っているからです。
土地は高額だから値引きできないと思われています。そんなことはありません。
住宅メーカーや工務店が仲の良い不動産屋に掛け合い、土地のオーナーに値引き交渉してくれます。
あなたが直に土地のオーナーと話す必要はありません。
値引きの話をするだけお得です。
①土地の10%割引も可能
私は600万円の土地を550万円まで値下げできました。
しかも、土地に付属していた小さな小屋・瓦礫の撤去も無料。
ここまで価格交渉に成功することはありません。
訳ありの土地だったからこそ値引きできました。
土地の値引きに関する細かな詳細はこちらの記事でまとめています。
関連記事 私が岐阜で一等地の土地を相場の6割で買えた3つの理由
-
私が岐阜で一等地の土地を相場の6割で買えた3つの理由
岐阜は名古屋まで電車で20分という立地もあり、岐阜駅周辺の地価が高いことで知られています。 マイホームを建てる平均的な広さ・・・50坪前後では1,000万円を超えてきます。 ですが、私が買った土地は5 ...
3.最初から『猫よけ』を考えた家づくりが可能
土地を買ってから家の細かな打ち合わせが始まります。
既に横が『猫屋敷』と分かっているため、猫対策した家を建てられます。
猫よけ・猫対策は家を建てる段階で行えば簡単です。
猫が苦手な構造+猫の嫌がる庭にできるためです。
①高めのフェンスで囲ってしまえば猫は入れない
猫は1m50cm以上のフェンスを飛び越えられません。
ブロック塀にしなければフェンスの上を歩かれる不安も無し。
ぐるっと背の高いフェンスで囲ってしまいましょう。これだけであなたの家の猫被害はほとんど無くなります。
木製フェンスだと爪とぎで劣化する危険があります。
金属系で猫が爪を引っ掛けて登りにくいタイプをオススメします。
②外溝費にお金をかけても安上がり
家の周りをぐるっとフェンスで囲うと家の値段が上がります。
価格の安い木製を選んでも50万以上かかります。
我が家は家の2方向をフェンスで囲っています。30万円かかりました。
外溝費に100万円かかったとしても、それを価格交渉で解決できる可能性があります。
猫屋敷近くの土地が『一等地の売れ残り』なら、一等地をほどほどの価格で買えたことにメリットがあります。
4.『猫よけ装置』で猫対策すれば問題なし
「猫よけって何だか難しそう・・・。」
とお思いでしょう。
フェンスで家を囲っても玄関付近は猫の侵入口になります。
そこで役立つのが『猫よけ装置』。使いやすいのが猫よけ超音波器です。
猫よけ超音波器は何かを傷つける不安も無く、広範囲を猫からガードできます。
①猫よけ超音波器を使って玄関・門をガード
特にオススメなのが車の近く。
玄関前が駐車場になっていると、猫はボンネットの上を歩いたり車にマーキングをします。
猫よけ超音波器なら車を傷つけることなく猫から守れます。
人の出入りがある玄関・門なので臭いの出るものも使いたくないですよね。そういう点でも設置するだけで猫よけできる猫よけ超音波器は便利です。
我が家も2台買って運用しています。
別ブログですが、こちらの記事が非常に参考になりました。
5.10年・20年後に猫屋敷が無くなる
土地を買って家を建てたら、ずっとそこに住むことになります。
1年・2年後の想像だけでなく、10年・20年後にどうなるかも考えなくてはいけません。
実は10年後も猫屋敷が猫屋敷のままである可能性は低いんです。
我が家の猫屋敷も2年後に猫の数が半分以下に減りました。
①猫屋敷のオーナーは年配者が多い
猫屋敷のオーナーは寂しさを埋めるために猫を飼っています。
- 配偶者に先立たれた
- 子どもが巣立っていった
- 騒がしいのが好き
オーナーが元気なら猫の世話ができますが、年齢と共にできなくなります。
10匹以上の猫の世話をするのは大変だからです。えさ代も高額です。
猫屋敷のオーナーは50~60歳が多いため、10年20年後に猫の数が減ると考えられます。
②猫屋敷が無くなれば土地の評価も上がる
あなたの家の横が猫屋敷で無くなれば、猫屋敷付近の土地評価が元に戻ります。
安く買えた土地の価格が上がるのは嬉しいですよね。
改めて付近の土地にお店や新築物件が建つことも考えられます。
将来を考えた資産運用の1つとして猫屋敷横の土地を買うのもオススメです。
まとめ
最初は猫のストレスで疲れていましたが、猫対策後は素晴らしい土地だと感じるようになりました。
駅まで徒歩10分。近くにスーパーや郵便局もあり。
岐阜の繁華街までも徒歩25分。自転車なら10分。この一等地が550万円で買えるのは破格です。
あなたも猫屋敷横の土地を買うか悩んでいるのなら、猫対策を住宅メーカーと相談してみましょう。
素晴らしい掘り出し物に変わるかも知れませんよ。