プロも使う1級品
音楽に興味があれば1度は悩むアイテム。それがヘッドフォンです。メーカーも種類も多く、どれを選べば良いのか分かりませんよね。リスニング用、DJ用、密閉型など、良く分からない名前がズラリと並んでいます。
しかし、ヘッドフォンにより音楽は劇的に変わります。作曲するのなら良いヘッドフォンは必ず必要ですし、視聴用でも質の良いものを聞くと細かな音まで聞き分けられるようになります。
今回は私が愛用するMDR-7506をご紹介します。
初心者にもおすすめのヘッドフォンですので、悩んだら選択肢の1つに加えてあげて下さい。
海外ではスタジオで定番の種類
メーカー:SONY 分類:モニター用ヘッドフォン
価格:9,980円(税抜) ※サウンドハウス価格 価格は変動します。10,000~15,000円程度。
青いラベルが印象的なこちら。日本ではあまり見かけませんが、海外ではレコーディングスタジオやラジオブースで一般的に使われています。それなのに1万円前後で販売されているのでコスパが断トツに高いアイテムです。
私も大学時代から愛用しており、1~2年に1回は買い替えています。
低音も高音も偏りが無く、自然な音が流れてきます。作曲にはもちろんのこと、安価なリスニング用ヘッドフォンを買うようもおすすめできます。
欠点としては長時間(2時間以上)つけていると耳が痛くなることでしょうか。一般的なヘッドフォン全てに言えることですがね。リスニング用に劣る点は付け心地くらいです。
有名なMDR-CD900STの姉妹品
MDR-7506の赤ラベルをどこかで見たことがありませんか?それが「MDR-CD900ST」。日本国内の各種スタジオで採用されているヘッドフォンです。
TVやCMを良く見てください。アーティストのレコーディングの際に必ずと言って良いほど使われています。原音そのままの飾りの無い音が特徴的で、音楽家には必須のアイテムです。しかし、価格が15,000~20,000円前後。少し高くなります。
ねじりコードが使いやすい
MDR-7506はMDR-CD900STと違いねじれコードが使われています。自宅ではヘッドフォンのコードが断線する可能性が高いんですよね。その点、ねじりコードは実用的と言えます。
また、自宅ではスタジオのようなアンプ・ミキサー卓がありません。DTMerもプロレベルの機材を持っている人は少ないでしょう。そのため、MDR-7506で十分に満足できます。価格も安めなので高いものをずっと使うより、MDR-7506を頻繁に買い換えるほうが現実的です。
イヤーパッドも簡単着脱
ちょっとぶれてて失礼。
イヤーパッドを分解しました。中心周りのフェルトもオプション品です。両面テープで付けるだけ。イヤーパッドも外周に沿ってはめ込むだけです。
買い換えるのが厳しい方は1年に1度イヤーパッドだけ変更しましょう。音がかなり変わります。
イヤーパッドはビニール素材で出来ているため、徐々にはげていきます。1箇所でもはがれたら買い替え時。それでも2~3年に1度は本体を買い換える必要があります。
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ヘッドフォンは1つの種類に絞った方が安心です。特に作曲しているとヘッドフォンが変わるだけで音が変わってしまいます。音楽機材は最初が肝心です。出来れば少し高くて良いものを買ってしまいましょう。