季節物は色だけじゃない
大寒波の影響で12月なのに1月~2月並の気温になっています。
真冬装備の人も増えてきたんじゃないでしょうか。
冷え性で細身の私は普通の方に比べて寒さの影響が強く出ます。
何とかならないだろうか・・・と考えていたのですが、単純な理由を見つけました。
それが春服の使い回しです。
不景気の影響もあり、使い勝手が良い服はオールシーズン使っちゃいますよね。
(薄手の長袖シャツなど。)
それが間違いでした。
春物と秋物の違い
こちらは当ブログで度々登場しているハイダウェイのクリンクルチェックシャツ。
丈夫なので春・秋・冬とオールシーズン使いまわしていました。
ちなみに春物です。
素材はスベスベしており、触るとヒヤッとした印象です。
色的には白中心で鮮やかさを感じています。
重たいアウターのインナーシャツとしては最適ですが、防寒としては物足りません。
こちらはペンドルトンのウールシャツ。
柔らかい起毛が特徴的で、毛布のような印象です。
見た目にも温かく、春物のシャツ1枚では寒い時期でも十分に戦える1着です。
もちろん、初夏・初秋には暑くて使えません。
同じシャツでも素材・織り方で特徴が違います。
同じ柄のシャツが春・秋に販売されているのは素材が違うからなんですね。
生地の厚みを比べてみよう
ハイダウェイシャツの中はこんな感じ。
見た目で涼しげなのが分かりますよね。
ペンドルトンはこんな感じ。
ハイダウェイシャツに比べて袖の生地が分厚いことがわかります。
起毛はやっぱり温かい
では、寒い時期に販売されているシャツの特徴をまとめていきます。
・起毛のある素材(綿でも起毛のある無しがあるため)
ネルシャツのネルはざっくり言ってしまうと起毛した布生地です。
・ウィンターリネン
夏のイメージですが、保温性が高く水分のみを外に出してくれます。
・厚めのデニムシャツ
・フラノ生地
ネルの一種ですが、フェルトのような上品さがあり人気になっています。
※
冬の定番素材「メルトン」は重く伸縮性に乏しいため、シャツには不向きのようです。
薄手の春シャツを使いたいのであれば、シャツの外にセーターを着るなどの対策が必要です。
今回はシャツに注目しましたが、カーディガンも同じ。
肉厚なショールカーディガンをインナーにすれば、寒さもへっちゃらです!
※
年々、夏の暑さが厳しくなっています。
そのためか程よい気温の時期が少なくなり、急激に寒くなります。
人は急な気温変化に弱いため、今まで以上に衣類の機能性が求められています。
風邪を引くよりは1枚シャツを買い足した方が安く済みますよね。
古着のヘビーネルシャツなら980円で買えますし、賢く寒さ対策をしていきましょう。