私がたった1年のアパート暮らしでマイホーム計画を考えたことには理由があります。もちろん、嫁と楽しい生活を送るためが大きな理由ですが、具体的には生活面での不便さを改善したかったからです。
住んでわかった!結露するアパートの6つのデメリット+3つの対策と記事にしているように、結露・キッチン周りの不便さ・騒音に悩まされる日々。それよりも家を建てた方が良いのでは無いか?と考えたためです。
さて、アパート暮らしの不便さを改善するために私が選んだのは「カフェ風自然素材」の家です。
「可愛いから。」と言う理由でカフェ風自然素材の住宅に憧れる人はたくさんいらっしゃいますが、見た目以上にたくさんのメリットを持っているんです。
私が調査し、工務店との話し合いの中で見つけた良さを5つご紹介します。
アパート暮らしで不便だった4ポイント
まず、アパートの不便さを改めて考えて見ましょう。その不便さを改善する方法の1つが「マイホーム」だからです。
人によりアパートの不便さを感じる点が違います。耐久性が不安なら、鉄筋のマイホームを選ぶかもしれませんよね。私は以下の4点が不便だと感じました。先に書いてしまいますが、カフェ風住宅だとその不便さが改善できるのです。
収納の少なさ
当然ですが、アパートは狭いです。クローゼットや押入れの奥行きは無く、季節物の冷暖房器具を保管できる場所がありません。マイホームであれば収納を自由に増やせます。床下収納を増やしても良いですし、ロフトを作り物を保管する考えも可能です。
結露の多さ
住宅をもっともダメにするのは結露です。結露するアパートのデメリットはたくさんあります。強いて2つ選ぶとすれば「カビ」と「壁紙のはがれ」です。どちらも、住宅そのものにダメージを与えます。
生活音・騒音
私のアパートの真上には子連れが住んでいます。子供の泣き声が常に響き、早朝から洗濯機が回ります。専門家から騒音に関しての情報を聞いたので慎重に選んだのですが、、、。それでも睡眠を阻害されます。
設備の古さ
洗面所の蛇口は回転式。キッチンは最小限の設備しかありません。当然、電気代やガス代も省エネ仕様でないため、余分に払い続けています。
カフェ風自然素材住宅のメリット
アパートでは上記4つのデメリットがあると分かりました。では、カフェ風住宅に話を戻しましょう。
カフェ風住宅の特徴は見た目です。可愛くてレトロな雰囲気。その雰囲気だけに憧れる人がほとんどでしょう。しかし、カフェ風住宅には見た目だけではない5つのメリットがあります。
そのメリットを与えてくれるのが「自然素材」。カフェ風住宅はその見た目から素材にこだわらなければいけません。無垢素材や加工の少ない素材を使います。それが以下のメリットにつながります。
調湿効果と吸臭性
木材は湿度が高ければ吸収し、湿度が低ければ放出します。
木材.comによると、
- 周囲の温度や湿度に合わせて空気中の水分を吸ったり吐いたりしている
- 木材の湿度保持能力は空気中の湿度保持能力に比べて著しく大きいため、木材中からの水分の出入りだけで室内の湿度を適度にコントロールすることができる
とあります。
アパートで悩まされていた結露を軽減する効果が期待できます。
また、臭いを吸収することも知られています。寝室って汗臭さや人の臭いが残りますよね。あれが改善されます。
アレルギー症状を抑制
アレルギーを持っている人は些細な刺激でくしゃみ・涙が出ます。
- カビ
- ハウスダスト
- 薬剤
- ダニ
これらは全て自宅でのアレルゲンになります。自然素材・無垢素材の家では湿気が軽減されるため、カビ・ダニの発生が抑えられます。同様に、ハウスダストの発生も抑えられます。
結果、アレルギー症状の抑制につながります。私はまだ子供がいませんが、家の素材により子供のアトピー・アレルギーが発生する可能性は考えられますよね。自然素材ならその不安がありません。
吸音性の高さ(反射音の軽減)
騒音って素材と厚みによって変わるんですよね。例えば鉄のような素材だと音は反射します。音が吸収されにくいため、容易に小さくなりません。
一般的に木材は生活音・騒音が響くと思われますよね。それはアパートのような薄い壁の場合です。無垢材のようなしっかりした自然素材であれば十分な吸音性があります。外部の車の音、人の物音に悩まされずに済みます。
耐久性の高さ、耐用年数の長さ
木材は鉄と比べれば耐久性が弱いと思われています。そんなことはありません。
木材を張り合わせて作られた「集成材」も、ロケットを作る際に使われる接着剤を使うため十分な強度を持っています。古い木をしっかり乾燥して作られた無垢材も一生物の耐久性があります。
また、火に強い特徴もあります。中に水分を含んでいるため燃えにくいんです。鉄が溶けるのに対し、木材は炭化するため崩れてくる不安も無くなります。
鉄の265倍の断熱性
コンクリートや鉄筋って熱くて寒くなりやすいんですよ。木材は鉄と比べれば実に265倍の断熱性があります。
夏は涼しく、冬は暖かい。
冷暖房の温度を抑えることができるため電気代の節約になります。薄い壁で外気が直に影響するアパートと比べると、2~3℃も過ごしやすくなります。
まとめ
とは言え、自然素材を扱うハウスメーカーってめちゃくちゃ多いですよね。どれが良いのか分かりません。
ただ、私が思うのは、
「自然素材もピンキリ」
だと言う事です。
しっかり乾燥していない無垢素材は亀裂が入りやすい状態になります。これでも無垢素材として売り出せます。安価で無垢素材を扱っているメーカーは要注意だと分かりますよね。
『ハウスメーカーは中間マージンが多い』ので、値段が高くても悪い家を建てる可能性も大です。
そこで、とにかくカタログを請求してみましょう。工務店ならそこそこの値段で自然素材を扱ってくれる場所があります。私が選んだオネストホームもそんな工務店でした。
あなたが設定した内容で工務店からカタログを一括請求するサービスもあります。
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しかし、1,500万円くらいで土地+外溝まで付いてくる建売ってどんな値段で家を建てているんでしょうね。私のおじおば。建売で家買ったんですけど10年でピンポン球が転がるくらい傾いちゃいましたよ。そうなるくらいなら、少々高くても自然素材で家建てた方が安心ですよね。